美肌 食材 栄養

本当に知ってる?美肌に良い栄養素と多く含まれる食材

2024/03/12
  • 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>

看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。美肌のために、食べ物が大切なのはわかるけど、何となくのイメージでフルーツを食べてみたり…。実は、「何がどのように肌に良いのかわかっていない」ということはありませんか?

今回は、美肌を作り、保つために欠かせない栄養素と、多く含まれる食材をまとめました。そろそろ紫外線が気になる季節、体の内側から美肌を作る準備をしておきましょう!

美肌に食べ物が重要なわけ

美肌

美しい肌を保つために、食べ物が重要な理由は、「肌は体内に取り込んだ栄養素から作られるからです」人間のからだは生命を維持するために重要な脳や消化器官の活動に多くの栄養を取られます。その余りで肌が作られるので、体内の栄養が不足していると、美しい肌を作る余裕が無くなってしまって、肌トラブルがおきやすくなります。

健康のためだけでなく、美肌のためにも栄養を意識しておくことが大切です。

美肌栄養素と多く含まれる食材

食材

【ビタミンA】
ターンオーバー(肌代謝)を活発にして、潤いのあるなめらかな肌を作る
油脂類と一緒に食べると吸収が良くなる
(多く含まれる食材)
かぼちゃ / うなぎ / モロヘイヤ / レバー / にんじん / 春菊 など

【ビタミンC】
コラーゲンの生成を助ける
メラニン色素が作られるのを防いでシミを予防する
(多く含まれる食材)
キウイフルーツ / いちご / 柿 / ブロッコリー / パプリカ / れんこん など

【ビタミンE】
抗酸化作用で肌の老化を防ぐ 
ターンオーバーを促進する
ビタミンA・ビタミンCと一緒に食べると効果がUP
(多く含まれる食材)
ナッツ / アボカド / うなぎ / はまち / モロヘイヤ / 植物油 など

【鉄】
肌に酸素を送り栄養を届けることで体の内側から健康な肌を作る力を高める
ビタミンC、タンパク質と同時摂取で吸収率が上がる
(多く含まれる食材)
レバー / マグロ / かつお / 小松菜 / 納豆 / ひじき など

【ポリフェノール】
細胞を傷つける活性酸素を除去して肌の老化を予防する
(多く含まれる食材)
ワイン / 緑茶 / ブルーベリー / チョコレート / しょうが / 大豆 など


摂り方のコツ

栄養

せっかく食材選びを工夫したので、より効果的に吸収される摂り方も知りたいですよね。

摂り方のコツは、「朝、スムージーで栄養を摂ったから後は摂らなくてOK」ではなく、こまめに摂ることです。
例えば、ビタミンCは、摂取後2~3時間が過ぎると体外に排出され始めます。

3食でバランス良く摂ることはもちろん、飲み物や間食を選ぶときも、美肌の味方になる栄養素を意識すると、体内に美肌栄養素がとどまりやすいですね。

紫外線や乾燥が気になる季節も、体の内側から美肌を生む力を蓄えて、きれいな肌で過ごせますように。

〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中
家事の合間など暮らしの中でできる健康づくりでコツコツ健康貯金しましょう

■薬膳ナースけいこInstagram
暮らしに取り入れやすいセルフケアを投稿中
ストーリーズで毎日配信している健康づくりの豆知識「すこやか便り」も人気

計算中