編んで、編んで、幸福感が上がる！？

看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
雑念のない時間が多いほど幸福度が上がるという報告があります。さらにストレスマネジメントでも 「今ここに集中する」ことは 外的環境を変えるよりも不安感 などのストレスから離れることができると言われています。何かに集中することが健康に良いことはよく知られていますが。先日、つるを使ったかご編みワークショップに参加してそれをすごく実感しました。

つるに向き合い 癒される

葛（くず）のつるでカゴを編む2時間のワークショップに参加したのですが、かごを編むために、最初にたくさんあるつるの中から「土台となるもの」「 編む時に使うつる」 を選んでいきました。
自分の作りたいかごをイメージしながら太さや長さを見たり、編みやすいつるを探します。
目で見て、触って、かごになじみやすいつるを選ぶために視覚と触覚を働かせるのですが、色々なつるを触りながら気持ちが穏やかになるのを感じました。犬や猫を撫でると幸せホルモンが出ると言いますが、自分のかごの一部になってくれる植物に愛着が湧いたのかもしれません。また、植物に触れることで 癒し効果もあったと思います。

編んで雑念が吹き飛ぶ

かごをひたすら編む際に、つるを上へ下へ互い違いに編んでいきます。「間違ってはいけない」と ひたすら集中していました。 実は7～8年ぶりに再会した友人と一緒に参加したのですが、積もる話もあるのに、作業中はひたすら無言で編み続けました。
まさに、雑念のない没頭する時間です。伝統工芸の職人さんになった気分でした。

達成感と心と頭のスッキリ感

集中して雑念の無い没頭タイムのゴール。かごが完成した時には大きな達成感がありました。
完成した 初めて作ったかごは、初心者らしく不格好で、やや安定性が悪いです。ですが、出来上がった かごに愛着感たっぷりです。

2時間、楽しくあっという間で、頭も心もすっきりしました。かごを編むのが楽しそうだからという理由で参加したワークショップでしたが、自然に触れながら作業に没頭することで心も体もリフレッシュすることができました。春はストレスを感じやすい季節です。何か自然に触れながら作業に没頭するのもおすすめだなと思いました 。

〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
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