残暑の救世主フルーツ知ってる?
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
朝晩は秋の気配を感じつつも、まだまだ日中は厳しい暑さが続いていますね。「残暑バテ」という言葉が使われるほど残暑に疲れを感じる方が多いようです。その残暑バテを癒してくれるフルーツがあるって知っていますか?
残暑にバテてない?
残暑バテの原因を薬膳のベースとなる中医学では
・猛暑で、血の元気度、体力の低下が長引いている
・体の渇き
・体に余分な水分が溜まっている
などがあると考えます。
「血の元気度」って聞きなれない表現だと思いますが、薬膳では「貧血でなければ血が元気」という考え方をしません。どちらかというと「血の働き」に目を向けて「元気な血がたっぷりあること」「体の隅々まで血がめぐって栄養を届けられること」に着目します。
夏の暑さは血の元気を消耗しやすいので、バテの原因になるんです。
体内の水分バランスが崩れることもバテの原因。体が渇いていても、余分な水分が溜まっても疲れや重だるさに繋がります。
また、季節の変わり目の時季は室温管理が難しく、公共のスペースでの空調で冷えやすいなど、冷え、寒暖差の問題も関連しやすいです。
実は、ぶどうはそんな「残暑バテ」を癒す効果が期待できるんですよ。
フルーツとしては珍しく…
熱中症の予防で体の熱を冷ますトロピカルフルーツを食べたくなる季節を過ぎた頃に店頭に並ぶ機会が増えるぶどう。
実は、フルーツの多くは、体の熱を冷ましながら潤いを与えてくれる力を持っているのですが、ぶどうはフルーツには珍しく体を冷やす性質が無いと言われています。
ぶどうの薬膳パワーとは
薬膳ではぶどうには以下の力があると考えます
・血の元気度やエネルギーを補う
・体に潤いを与える
・体の中の余分な水分を出す
体の潤い不足も、余分な水分が溜まることも残暑の気候ではおきやすく、バテの原因になるのでうまくバランスをとってくれるのが嬉しいポイントです。
出かけやすくなる秋に向けて元気に活動するために、ぶどうのパワーを借りてみませんか?
〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
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