
疲れケアは寝る前にするのが賢い
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
「朝スッキリ起きられない」「寝ても疲れが取れない」そんなことはありませんか?
それ、その日のうちに疲れをリセットできていないからかもしれません。体の中の「休息スイッチ」をONにして睡眠の質を良くする夜の習慣をお伝えしますね。
部屋の灯かりを調整する
眠りスイッチを入りやすくするために、目から入る光の量を調節するのがオススメです。
「朝ではない、もう休む時間が近づいているよ」と脳に教えてあげるために、夕食後は部屋の灯かりを暗めに調整しましょう。上映前の映画館くらいの暗さが理想的だと言われています。
白色灯よりも暖色灯が好ましいです。
ちなみに、安全面に配慮しながらバスルームも暗めの灯かりにするとさらに効果的です。暗めの灯かりで入浴するためのグッツも市販されていますよ。
夕食は眠る3時間前までに済ませる
消化のためにお腹が動いていると眠りスイッチがONになるのを妨げます。
眠る3時間前までに夕食を食べつつ、良く噛むことと、消化に良いものを選ぶことで消化にかかる時間を短縮することに繋がります。
ちなみに、辛いものなどの刺激物は神経を興奮させる作用がありますので、ぐっすり眠りたい時は控えましょう。
ドライヤーのコツ
脳がクールダウンすることで眠りスイッチが入りやすくなります。
ドライヤーで頭が温まりすぎた時は、最後にサッと冷風をかけて頭が温まりすぎないように調整しましょう。
ナイトウエアは繊維にこだわる
ナイトウエアや寝具は、天然繊維の割合が多いほど、質の良い睡眠に繋がることがわかっています。
肌着、ナイトウエア、枕カバーなどの寝具は綿などの天然繊維の割合が50%以上のものを選ぶのがオススメです。肌触りの良さもあって、リラックス効果も高まりそうですね。
意外とお掃除も大切
寝室はきれいですか?ほこりっぽいことはありませんか?
体内に汚れた空気を取り込まないために、人間は本能的にほこりっぽい空間では呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと睡眠の質は落ちてしまうので、浅い呼吸にならないように寝室は清潔にしておきましょう。
睡眠は人間に元々備わっている、日々の疲れをリセットする機能です。夜の習慣を工夫して疲れを溜めずに元気に過ごせますように。
◆この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
看護師・薬膳師・経絡ヨガ指導者・薬膳茶エバンジェリストなど人の心身のケアに関わって25年
東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使って「大人女子の体と心の生命力がUPする」健康習慣をお伝えしています
プライベートでは、令和元年生まれの男の子の子育てに奮闘中です