
夜、睡眠の途中に目覚めた時にしない方がいいこと
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
夜、寝ている途中で目覚めると「寝なくちゃ…」「明日も仕事なのに」「また、目が醒めちゃった」など、色々と考えてしまいますよね。再び眠りにつこうとしても眠れない時もあると思います。実は、夜、途中で目が醒めた時にやりがちな行動が再び眠ることを妨げる原因になりこともあるんですよ。
今回は、再入眠するために、しない方がいいことをお伝えしますね。
見ない方がいいものがある
夜、途中で目が醒めた時に、何か見ていませんか?
実は、目が醒めた時に時計を見る事で、時間が脳にインプットされてしまって、同じ時間に目が醒めやすくなることがわかっています。
さらに、時計を見るために、光が目に入ってしまう事も再度入眠する事への妨げになってしまいます。時間が気になるとは思いますが、できるだけ時計は見ないようにしたいですね。
念のため、行ってない?
「起きたついでに」と思って、行かなくてもいいのにトイレに行っていませんか?寝床から出て動くという行為自体が刺激になって眠りを遠ざけてしまいます。
行かなくても良いのなら、トイレに行くのは控えましょう。
もし、行きたくなった場合は、安全が確保できる範囲で、できるだけ暗めの照明を活用しましょう。
焦る気持ち、わかります
「明日も仕事だし」「お弁当作らなきゃいけないし」など翌日の予定が脳裏に浮かぶと「寝なきゃ」と気持ちが焦りますよね。
実は、焦ると、脳が興奮して眠りにくくなるんです。「今すぐ眠れなくてもまだまだ時間はあるよ」と言い聞かせてみたり「横になって目を閉じるだけでも休息になるよね」と気持ちに余裕を持った方が再度入眠しやすくなりますよ。
考え事、してませんか?
目が醒めた時に、仕事のことや悩みごとなどを考えると、脳が活動して眠るためのモードに入りにくくなってしまいます。
特に、ネガティブな内容を考えてしまうと、緊張感を感じたりしてさらに眠りを妨げます。何も考えない、呼吸に集中するなどして、なるべく脳を働かせない状況にしてあげましょう。
まだ夜ですよと自覚する
明るい光は体内時計に「朝が来た!」」という信号を送ってしまいます。目が醒めてもできるだけ暗い状況を保ちましょう。
どうしても必要な時は、間接照明やフットライトを活用しましょう。
再入眠しやすくするには、「焦らず」「刺激を与えない」ことが大切です。夜間睡眠中に目が醒めても「また、眠れたらラッキー」くらいの気持ちでリラックスすると自然と眠りに落ちやすくなるのではないでしょうか。
ただし、眠れないことによる不調が長引く場合は、専門医などプロに相談する判断も必要になってきます。
ぐっすり眠って心も体も元気に過ごせますように。
◆この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
看護師・薬膳師・経絡ヨガ指導者・薬膳茶エバンジェリストなど人の心身のケアに関わって25年
東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使って「大人女子の体と心の生命力がUPする」健康習慣をお伝えしています
プライベートでは、令和元年生まれの男の子の子育てに奮闘中です