大根

捨てないで!冬野菜の王様「大根」の葉で作る美肌ふりかけ!オイル追加で美容効果UP

2023/02/28
  • 食品メーカーで営業をしている2児の母。食べるも作るも大好きですが、外食やスーパーの裏側を知るからこその、ちょっと変わった料理マニアです。 もっと見る>>

食材の値上げが続く中、1本100円台で買える、コスパの良い大根さん!
大根は1本あたり1㎏前後。
メインにも副菜にも、汁物や漬物に、かさまし食材としても、優秀な汎用性があります。

この大根、葉付きで売っているのを見かけたら、ぜひ作ってほしいのが、ふりかけです。

なぜなら、食卓にのぼる頻度が最も高いのは、白ごはん。
その白米に”かけるだけ”という抜群のラクさで、こんなに栄養を取れるものは、なかなか無いからです。

えー、こういう記事はよく読むけどなかなか作らないんだよね。。。という方も、ぜひ作りたくなる、大根葉ふりかけの魅力とレシピをお伝えします。

【作り方は?】順に炒めるだけ!

大根の葉は、“若返りビタミン”と呼ばれるβカロテンが豊富で、体内の新陳代謝をUPさせてくれる嬉しい野菜。
根っこ(大根)よりも、ビタミンC、葉酸も豊富です。

まずは、細かく切った大根葉をフライパンで炒めます。
おすすめはこめ油! 時間がたっても酸化しにくく、匂いや味もクセもありません。
トランス脂肪酸も、サラダ油に比べて低いと言われています。

↓↓これを数分炒めると、しんなりして、このくらいになる ↓↓

しんなりしたら、味付け。
酒    →  砂糖  → 醤油 の順で。
(大さじ1) (大さじ2) (大さじ1.5)

それぞれ全体に混ざれば次の調味料を加えます。←味の染み込みをよくするために、一度に入れないで!

ごまは、栄養の吸収率が良い「すりごま」で!セサミンの抗酸化作用で体のサビ防止!
鉄分、亜鉛も豊富。

かつおぶしも追加。旨みにもなるアミノ酸、たんぱく質をプラス!

桜えびでも良いですが、コスパのよさで、おすすめはアミエビ。
カルシウム等ミネラルが多いのはもちろん、アスタキサンチンの抗酸化作用にも期待!

ちなみに、大根1本でできる量は、この通り。
我が家では、家族4人で毎日夕食にかけて1週間もたない程度。

【ここがイチオシ!ポイント】あのオイルを後入れ!

最後に、アマニオイルやえごまオイルを追加します。
コクが出るのと、美容効果です。これらのオイルは熱に弱いので、あとがけで酸化を防ぐのがポイント。

アマニオイルに含まれるポリフェノールのリグナンは、“女性ホルモンを整える働き”をしてくれると言われています。
更年期障害の緩和、髪や肌のうるおい…嬉しい効果ばかりです。

その他、オメガ3系のオイルはの効果、血液をサラサラ、血圧降下、動脈硬化の予防などなど。

脂質のちょうど良い摂取量は、小さじ1。
白ごはんにふりかけとオイルをひとまわし、が、新鮮なオイルを摂取できるポイントです。

【なぜ、推しは「ふりかけ」なの?】

どんなに体によくても、食べる頻度が月1だよ、とか、子どもは結局食べないんだよね、では意味が半減してしまいます。

そこで、ふりかけの良さは、
①手軽に食べられる。なんなら毎食でも食べられる【頻度】
②子どもから大人まで、みんな食べやすい【万人受け】

の2点です。

「メインを作るだけで精一杯。ふりかけなんて作るより買うよ!」と思った方も、おかず数品の栄養に匹敵し、美容にも抜群なこのふりかけ、侮るなかれ。ぜひ取り入れてみてください!

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