【野菜ソムリエおすすめ】長ネギが洋風に!旬のあったかレシピ3選
- 気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を代行する出張料理人としても活動中。野菜ソムリエ、食育インストラクター、薬膳マイスターなどの資格や、東北~関西まで各地に住んだ経験から、健康や美容にうれしい食材や、いざという時に備える災害食にも詳しい。 もっと見る>>
寒くなるとともに甘みを増して美味しくなる長ネギ。
鍋物や煮物など「和」の料理に使うイメージが強いですが、実は洋風の味付けとも相性抜群です。
今回は、長ネギが主役の洋風料理レシピをご紹介します!
とろとろ甘~い!焼き長ネギのコンソメ煮
焼いた長ネギをコンソメスープで煮るだけ。忙しいときは焼かずに直接煮てもOKです!
■材料(2~3人分)
・長ネギ…1~2本
・コンソメ…キューブ1個または顆粒小さじ2
・水…300cc
・オリーブオイル(サラダ油でも可)…適量
■作り方
【1】長ネギは3センチ程度の食べやすい長さに切る。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、長ネギを焼く。
あまり箸でコロコロ転がさずに、やや焦げ目がつく程度までじっくり焼くと形が崩れにくい。
(時間がない場合は焼く作業は省略可。)
【3】鍋に水、コンソメ、長ネギを入れて火をつけ、沸騰したら弱火にして10分ほど煮る。
【4】皿に盛り、好みで粗挽き黒こしょう(分量外)を振る。
体の芯からあったまる!長ネギきのこグラタン
加熱するとトロトロになる長ネギはホワイトソースとの相性も抜群。
下記に詳しい作り方もありますが、ご家庭で普段作るグラタンにそのまま加えてオーブンで焼くだけでも大丈夫です。
■材料(2~3人分)
・長ネギ…1本
・きのこ(しめじ等)…1/2パック
・あればベーコンまたは鶏もも肉…100g程度
・小麦粉…大さじ2
・バター(マーガリン可)…大さじ2
・牛乳または豆乳…200cc
・塩こしょう…適量
・サラダ油…適量
・粉チーズ、パン粉…お好みで
■作り方
【1】長ネギは3センチ程度に切る。
ベーコンを使う場合は1センチ幅の短冊切り、鶏もも肉を使う場合は食べやすい大きさに切る。
【2】フライパンに油を熱し、【1】を炒める。
火が通ったら、グラタン皿に移しておく。
【3】【2】のフライパンに小麦粉とバターを入れ、弱火でバターを溶かしながら全体を混ぜる。
【4】【3】に牛乳を少しずつ加え、のばすように混ぜ、塩こしょうも加える。
(塩はしっかりめに振ると美味しい。好みで顆粒コンソメ(分量外)を加えても可。)
【5】グラタン皿に【4】を加え、全体を軽く混ぜて、好みで粉チーズとパン粉を振る。
【6】オーブントースターで表面に焦げ目がつくまで焼く。
(目安は800Wで10分。家庭ごとのトースターに合わせて調整を!)
長ネギとベーコンのガーリックパスタ
パスタにしても美味しい長ネギ。
炒める際に鷹の爪を足してペペロンチーノにアレンジしても美味しいです!
■材料(2人分)
・パスタ(スパゲティやリングイネなど)…180g程度
・長ネギ…1本
・ベーコン…3~4枚
・にんにく…1かけ
・オリーブオイル…適量
・塩…適量
■作り方
【1】長ネギは3センチ程度、ベーコンは1センチ幅の短冊切り、にんにくは薄切りにする。
【2】鍋に湯を沸かし、塩を加え、パスタをパッケージの表示通り茹でる。
(塩は湯2リットルに対し大さじ1程度が目安。)
【3】フライパンにオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りが立ってきたらネギとベーコンを加える。
あまり箸で動かさずに少し焦げ目がつくくらいまでじっくり焼き、塩を振る。
【4】茹で上がったパスタの水気を切ってフライパンに加え、全体を混ぜて味を見ながら塩を振る。
【5】皿に盛り、好みで粗挽き黒こしょう(分量外)を振る。
冬に必要な栄養素たっぷりのネギを味わおう
ネギには血行を促進し体を温める効果のほか、抗酸化作用や殺菌作用もあり、今の時期に欲しい栄養素が多く含まれています。
全体がみずみずしく巻きがしっかりしている方が新鮮なので、ぜひ鮮度の高いものを選んで買ってみましょう!
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター植松愛実
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。