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【おすすめお土産】持ち帰ってもふわふわ!見た目もかわいいオムレットは全6種類(岩手県)

2024/05/29
  • 気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を代行する出張料理人としても活動中。野菜ソムリエ、食育インストラクター、薬膳マイスターなどの資格や、東北~関西まで各地に住んだ経験から、健康や美容にうれしい食材や、いざという時に備える災害食にも詳しい。 もっと見る>>

ふわふわの分厚い生地にふわふわの濃厚クリームがサンドされた、魅惑のオムレットが岩手県にあります。
JR盛岡駅でも買える「北の菓子 菓風(かふう)」のオムレットは、冷凍商品なのに遠方から持ち帰っても味が落ちずおいしいまま。

今回は、東北在住経験があり東北地方の180市町村を回ったことがあるライター・植松愛実が、岩手のおすすめお土産「ふわふわオムレット」をご紹介します!

冷凍なんて信じられない!生地もクリームもエアリーな食感

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岩手で100年以上続く製菓会社がつくる「ふわふわオムレット」は、冷凍状態で販売されていて、ゆっくり解凍されながら持ち帰るタイプのお土産です。
冷凍されたスポンジ生地やクリームに抵抗がある人もいるかもしれませんが、この「ふわふわオムレット」は冷凍であることをほとんど感じさせないふわっふわです。

生地・クリームともに軽やかで口どけがよく、幸せな食感。
またクリームがもこもこした形でデザインもかわいく、おうちでのティータイムのテンションが上がります。

おすすめは6種類入り6個セット

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「ふわふわオムレット」はプレーン、チョコ、いちご、塩キャラメル、栗、ティラミスの6種類あり、1つの種類が複数個入った商品もありますが、おすすめは6種類全部が1つずつ入った6個セットです(税込み1,620円)。
いちごや栗は素材の味がしっかりしていますし、チョコやティラミスもそれぞれ風味が違っておいしいので、どれも捨てがたいのです。

手で簡単に2つに割ることができるので、家族と分けあいながら「どの味が好き?」などと楽しむのもいいですね。
甘すぎず食べやすいので、2~3人しかいない家族でもぺろりと食べきれそうです。

JR盛岡駅・空港・サービスエアなどで買えます!

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「北の菓子 菓風」の「ふわふわオムレット」は、新幹線も停まるJR盛岡駅の複数の店舗で買うことができます。
筆者は駅ビルのフェザンというショッピング街に入っている「北星館」というお土産屋さんで買いましたが、新幹線改札の近くにあるお土産屋さんでも見かけたことがあります。

そのほか花巻空港や、JR一ノ関駅、東北自動車道の一部のサービスエリアでも取り扱いがあるようです。
いずれの場合も冷凍のショーケースに入っていて、箱ごと銀色の保冷バッグに入った状態で販売されているので、ほどよく冷えた状態でそのまま持ち帰ることができて便利です。

四国とほぼ同じ面積!広すぎる岩手でぜひ行きたい観光スポット

岩手銀行赤レンガ館
東京駅の駅舎と同じく辰野金吾が設計した「岩手銀行赤レンガ館」。100年以上前につくられ、2012年まで現役の銀行として使われていた。

岩手県は日本で北海道につぐ面積をほこる都道府県で、その大きさはなんと四国とほぼ同等です。
あまりに広いので、どこで観光すればいいのか悩む人も多いのでは。

もしJR盛岡駅を中心にコンパクトに回るなら、レトロなデザインが特徴の「岩手銀行 赤レンガ館」や、ご当地グルメの盛岡冷麺づくり体験などができる「盛岡手作り村」が親子連れにぴったり。
オトナの旅には、五百体もの羅漢(らかん)像に圧倒される「報恩寺(ほうおんじ)」や、美しい庭園の木々が床に映るのを眺めながら抹茶をいただける「南昌荘(なんしょうそう)」もおすすめです(以上すべて盛岡市内)。

南昌荘
鏡のような床に庭の緑が映る様子が見事な「南昌荘」。紅葉の時期は混雑するが青葉の時期は空いていておすすめ。

また、さらに足をのばすと、真夏でも涼しく青色の絶景が神秘的な「龍泉洞(りゅうせんどう)」(岩泉町)や、岩手が生んだ童話作家・宮沢賢治の世界を再現した「宮沢賢治童話村」、世界遺産にも登録され光り輝く金色堂(こんじきどう)で知られる「中尊寺(ちゅうそんじ)」(平泉町)、高さ100mの断崖絶壁の間を舟下りする「猊鼻渓(げいびけい)」(一関市)もあります。

宮沢賢治童話村
ファンタジーの世界を体感できる「宮沢賢治童話村」。近くにある「宮沢賢治記念館」では映像や直筆原稿で物語がつくられた過程をたどることができる。

岩手県は個性的な温泉宿の宝庫でもあります。
5つの露天と4つの内湯がある「夏油(げとう)温泉 元湯夏油(もとゆげとう)」(北上市)や、全国的にもめずらしいホロホロ鳥が料理に出る「松川温泉 峡雲荘(きょううんそう)」(八幡平市)、日本一深いと言われる岩風呂があり宮沢賢治作品の舞台でもある「鉛温泉 藤三(ふじさん)旅館」(花巻市)、さらには座敷わらしに会えるかもしれない「金田一(きんだいち)温泉 緑風荘(りょくふうそう)」(二戸市)まであります。

旅館
座敷わらしが出る商家は繁盛するという言い伝えからパワースポットになっている「金田一温泉 緑風荘」。筆者は岩手の温泉宿に20カ所ほど泊まったことがあるが、どこもまた行きたいくらい素晴らしい。

どの宿も温泉の泉質がよいのは当然のことながら、美しい景色、新鮮な海の幸・山の幸たっぷりのおいしいごはん、味わい深い地酒と、3拍子どころか4拍子そろっています。

小さいお子さんがいる場合は、「休暇村 岩手網張(あみはり)温泉」(雫石町)、「つなぎ温泉 愛真館(あいしんかん)」(盛岡市)などが子連れでも利用しやすくておすすめ。この2つはJR盛岡駅からのアクセスも便利です。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター植松愛実
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。

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