自由ヶ丘にあるカフェ『kissa nanaha』で人気のバターサンドがいただけます
自由ヶ丘にあるカフェ『kissa nanaha』は抹茶やほうじ茶をメインに展開するカフェチェーン『nana's green tea』の新業態です。
『nana’s green tea』は日本の茶にこだわりますが『kissa nanaha』はコーヒーにこだわってます。
ドリップコーヒーはシングルオリジン。アイスコーヒーは炭火焙煎オリジナルブレンドをネルドリップ抽出でいただけます。
カフェがあるのは散策に向いた自由が丘らしいおしゃれエリア。
すずかけ通りとヒルサイド通りの合間で石畳の道沿いにあります。
コンクリの外壁に沿って木のベンチと金属のテーブルが置かれた素敵な外観。
無機質な雰囲気で、この外観を背景に撮影するオシャレさんがたくさんいます。
店内もコンクリートの床や天井でスタイリッシュな雰囲気。
『nana's green tea』は和カフェだけれど『kissa nanaha』がこだわるのはコーヒーなので、お店は海外風に仕上げているのかなと思っていました。
でも実は内装に和の要素で作り上げている部分があるそうで。
数度、通ってようやく気付きました。
まずは、テーブルにあるガラス。
ドライフラワーが入っていて可愛いなって思っていたのですが、このガラスは裏返すと異なるお花になっていて季節で変えられます。
壁には等間隔でたくさんのフック。これは鎧張りできる仕掛けです。
鎧張りとは日本古来の武具の鎧のように板を重ねていく作り方で、木造民家の外壁に伝統的な張り方用いられるで、まさに鎧のように板を重ねていく張り方のこと。
フックにかける木材を変えることで季節に応じた見せ方が出来る工夫となっています。
四季のある日本だからこそ、折々でふさわしい設えに変えられる内装にされています。
そういう点では一見無機質に見えるカフェも和風な内装といえるのではないでしょうか。
コーヒーメインとはいえ、『nana’s green tea』の運営と聞くと抹茶にも期待してしまいます。
季節ドリンクとして出していた「抹茶ラテ」がやはり人気だったようで昨年の8月からグランドメニューにラインアップされました。
数種類の抹茶がブレンド。無糖なのでさらりと飲めます。甘みが欲しい方はシロップやホイップクリームを足すのがおススメ。
ミルクをオーツミルクや豆乳に変更も可能です。
コーヒーと共に味わうスイーツがまたすごい。『Seiichiro,NISHIZONO』とコラボレーションされています。
『Seiichiro,NISHIZONO』は大阪市西区にあるパティスリー。
シェフの西園氏はヒルトン大阪や御影高杉など関西の名だたるお店に勤められ、2014年に独立。
ご自身のお店をオープンされています。
『kissa nanaha』でいただけるのは「バターサンド」です。
北海道最高級バターの「ブリーズ・ドゥ・メール」が使われています。
オンラインショップで発売後即完売するほど人気だとか。
全部で5種類あるうちの2種類をいただきました。
「エメ」¥620税込
『kissa nanaha』の限定味。
ピンク色のバタークリームはカシス風味。
内側にブルーベリー×スミレのソースとピスタチオのプラリネが隠されています。
「ラムレーズン」¥490税込
マルティニーク産ラムに漬け込んだレーズンが使われています。
サブレの繊細さに感動するくらい。
こだわりのコーヒーと人気のバターサンドを味わってみてください。