【レシピ】お花見に持って行きたい「基本のちらし寿司」とアレンジ2つ
- 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>
調理師・やさい料理研究家の越野美樹です。
今回は、1年中食べたくなる基本のちらし寿司とそのアレンジをご紹介します。
お花見にも最適!
アレンジも2つご紹介しますので、シーンに合わせて作ってみてくださいね。
甘さ控えめ! 基本のちらし寿司
ちらし寿司は難易度が高いと思われがちですが、実は、ご飯を炊いている間に仕上がります。
手作りすると、自分や家族好みの味に仕上げられますし、たくさん食べられますよ。
少し手間はかかりますが、一品完結で他のおかずがなくても満足できます。
材料(4人分)
かために炊いたご飯 2合分
干し椎茸 2個
ごぼう 1/2本
にんじん 1/2本
油揚げ 1枚
A本みりん 大さじ1
A醤油 大さじ1
B米酢 大さじ4
B塩 小さじ1
きゅうり 1/2本
卵 1個
塩 ひとつまみ
菜種油 大さじ1
刻みのり 適量
作り方
下準備:ボウルに干し椎茸を入れ、100mlのぬるま湯につけておく。
1 ごぼうはささがきにする。にんじんは千切りにする。干し椎茸は粗みじん切りにする。油揚げは短冊切りにする。きゅうりは薄めの小口切りにする。
2 鍋に干し椎茸、ごぼう、にんじん、油揚げと水200mlと椎茸の戻し汁を入れて中火にかける。
3 沸騰したらフタをして弱火にする。10分ほどしてごぼうが柔らかくなったら、A(本みりんと醤油)を加えてさらに10分ほど水分がなくなるまで煮る。
4 ボウルにB(米酢と塩)を入れてよく混ぜる。かために炊いたご飯が温かいうちにBを加えて、しゃもじで切るように混ぜる。飯台や大きめの器に入れて冷ます。
5 4に3を入れてしゃもじで切るように混ぜる。
6 ボウルに卵と塩を入れてよく混ぜる。フライパンを強めの弱火に熱して菜種油を入れ、温まったら卵液を流し入れて、両面を焼く。粗熱がとれたら千切りにする。
7 器に5を盛り、6、刻みのり、きゅうりをのせる。
ちらし寿司アレンジ1 ケーキちらし寿司
子どものパーティーや女子会には、「ケーキちらし寿司」をオススメします。
作り方は、基本のちらし寿司の工程1〜5までを作ったら、ケーキ型に入れてお皿にのせます。あとはゆでたえびとれんこん、アボカド、お好みのフルーツなどを飾るだけ。
えびの代わりにスモークサーモンをくるくる巻いてお花型にしてのせたり、アボカドの代わりにきゅうりをピーラーで切って巻いたり、さらにアレンジも可能です。
赤・黄色・緑の3色がそろうと見た目もきれいで、持ち寄りパーティーの主役になれることうけあい!
自分だけのケーキちらし寿司を楽しんでくださいね。
ちらし寿司アレンジ2:バラチラシ風ちらし寿司
親戚の集まりや、自宅でのホームパーティーなどには、バラチラシ風ちらし寿司がオススメです。
お刺身を乗せるので、持ち寄りパーティーなど、作ってからすぐに食べるシーンに向いています。
基本のちらし寿司の工程1〜5まで仕上げたらよく冷ましておき、お刺身はみんなが集まって食べる直前にのせると衛生的にも安心です。
今回は小肌とスモークサーモン、小えび、いくらと酢れんこんをのせました。
マグロやのお刺身や厚焼き卵など、お好みの具をのせて楽しんでくださいね。
基本のちらし寿司を一度作ると、普段も食べたくなるはず!
作り方を覚えて、ぜひリピートしてみてください。
記事を書いたのは…越野美樹。基本調味料でおいしさを引き出すやさい料理家、調理師。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短やさい料理が得意。講談社コクリコ、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。