【物件選び】転勤族の我が家があえて「築古団地」を選んだ理由3つ
こんにちは。築古物件で暮らしを楽しむ、団地マニアのサンキュ!STYLEライターhikari(ひかり)です。
我が家は転勤族。
幸い、夫の会社からいくらか家賃補助をいただけるので、引越しの際の物件選びにはある程度自由がききます。
補助の金額を超えてしまったら差額は支払うことになるのですが、それ以外はどんな物件を選んでもOKというルールです。
周りは築浅や駅近、広い物件などを選ぶ中、うちが選んだのは「築古団地」。
今回は転勤族の我が家があえて築古団地を選んだ理由を3つご紹介します。
転勤の辞令が出た方、辞令にそわそわしている方の物件選びの参考になれば幸いです。
家賃を抑えて将来に備えるため
まず1つ目の理由は「家賃が安いこと」。
私、夫、幼稚園児の子ども(当時)の我が家が選んだのは「築40年・46平米・エレベーターなしの4階のお部屋」でした。
家賃は周辺にある同じような条件の物件と比較すると2〜3万円ほど割安。
ここが決め手になったんです。
いつ引越しがあるか分からない転勤族は、住居費にお金をかけるのはもったいないですよね。
今は転勤族ですが、子どもの成長などライフスタイルの変化によっていつか定住を考えるかもしれない…。
その時のために住居費を抑えて貯蓄に回すのが賢明だと思い、あえて築古団地を選ぶことにしました。
ちなみに、結婚当初は「築5年以内」「オートロック」「カウンターキッチン」など住居へのこだわりがすさまじかった私。
家賃補助を大幅にオーバーしていた時代もありました。
団地の家賃傾向ですが、築30年前後の物件ではエレベーターがついていたり、部屋が広かったりなど一般の賃貸物件とほぼ変わりないお部屋が多くあります。
そういう物件はやはり家賃もそれなりにして、地域によっては周辺の物件とほとんど差がないことも。
築40年を超えると家賃が一気に下がる傾向です。
あふれた「もの」を強制的に減らすため
団地への引越しで、部屋の広さは68平米→46平米へ。
かなりのサイズダウンになりましたが、これには目的がありました。
ものに囲まれた暮らしをしていた当時の我が家。
我が家、というより私がものを捨てられないのがいちばんの原因だったと思います。
ちょうどその頃「ミニマリスト」の概念にはじめて触れ、すっきり暮らすことのメリットを知り、捨てられない性格を変えたい!と思っていたんです。
そこに舞い込んだ引越しの話。
「どうせなら不用品を思いっきり手放してすっきり引っ越そう。それなら今より狭い部屋を借りれば強制的にすっきりできる」ということにまとまりました。
そんな荒療治の結果、ものを減らすことに成功しました!
「ものを減らすため」これが団地を選んだ2つ目の理由です。
シンプルライフを目指したい方にはぜひ団地暮らしを検討されてはいかがでしょうか。
余談ですが、引越し費用は会社持ちとはいえ、引越しトラックをサイズダウンできたのも嬉しかったです。
半径数百メートルで普段の暮らしを完結させるため
子どもが幼稚園児だったので、「できるだけ家と園が近いところを」と選んだのが3つ目の理由です。
土地勘がない場所での暮らしになるので、バス通園も距離感がつかめず不安で…。
調べてみると小学校も近いとのことだったので、それも決め手になりました。
街全体が団地というエリアは、学校や病院、スーパーなど生活に必要な施設がぎゅっと集まっていることが多いです。
だから、多少駅から遠くても基本的に団地内で暮らしが完結できるようになっているんですね。
おかげで引越し後すぐに暮らしのリズムをつくることができました。
他に必要なものがあった時は、駅まではバスがたくさん出ていたので不便を感じることもありませんでしたよ。
普段の暮らしがほぼ徒歩圏内で完結できるのは、本当に楽でしたね。
ちなみに、団地の規模が大きくなるほど利便性はアップする傾向です。
検討する際はバスの本数も調べてみると良いですよ。
転勤族だから、団地を選びたくなる理由があった
「家賃を抑えられる」「大量のものを手放せる」「暮らしをコンパクトにできる」
この3点が転勤族の我が家が団地を選んだ理由です。
どうしても引越しが多くなる転勤族。いつでも身軽に引越しするためにも、すっきり暮らすのは大切なことだなと思っています。
シンプルでミニマルな暮らしは転勤族にぴったり。ぜひ団地生活で実現してみませんか?
◎記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターhikari
築古物件が好きな転勤族。元マキシマリストで汚部屋の住人。繰り返す引っ越しを楽にしたくてものを手放すうちに、身軽な暮らしの快適さに目覚める。
築古賃貸で心地よく暮らすアイデアを提案しています。