引き出しの中のモノを全て出している途中です

収納用品を買ったのに、片づかない?!

2024/12/08
  • 整理収納アドバイザー。歳の差姉弟(11歳、9歳、1歳)の母。もっと見る>>

京都で活動する整理収納アドバイザーの高橋香織です。今回は、片付けのやる気スイッチが入った時に、先にやってはいけないこと、やってしまうと片付けたのにリバウンドしてしまう?!事をお伝えします。

それは、ズバリ!先に!収納用品を購入する事です。どうしてリバウンドを起こしてしまうのか?!私の失敗談を踏まえてお伝えします。

まず先に!お気に入りのモノだけの状態に

収納用品を購入する前にやって欲しい事があります。小さなスペースからで良いので、モノを全部出して全てを手に取って自分にとって「必要なモノか」「好きなモノか」「大切なモノか」を確認していく事です。

そしてその中で、もう自分にとっては必要では無いと判断したモノは手放します。するとお気に入りモノのみが残り、自分にとって「何が」「どのくらい」必要なのかが見えてきます。是非、引き出し一つからで良いのでやってみて下さい。

その後に!出しやすい戻しやすい仕組み作り

自分にとって「何が」「どのくらい」必要かが分かった後は、仕組み作りをします。例えばハサミを使う時に、さっと手に取れて使った後もさっと戻す事が出来れば毎日の生活が楽になりませんか?

その為には、探さなくて良い様にお部屋の中にハサミの住所を決めてあげて、どこにあるのか誰でもわかるようにします。さらに、立てて入れられる縦長の収納ケースに入れたり、引き出しに入れたりすると見やすくなって取り出しやすく戻しやすくなります。

ファイルボックスとつっぱり棒を大量に購入した過去…

窓際に突っ張り棒がたくさん
窓際に突っ張り棒を使って収納の仕組みを作りました

実は整理収納アドバイザーになる前に、十分にモノと向き合わないまま収納用品を大量に購入した事があります。

キッチンのシンク下のスペースに、たくさんのファイルボックスを並べて色々のモノを収納していました。
すると細かく分ける事が面倒くさくになったり、ほこりが入りやすくて掃除が追い付かないという大変な思いをしたりしました。

その他にも洗面所の窓に突っ張り棒をたくさん設置した事がありましたが、取り出しやすくはなったのに、見た目がごちゃごちゃして何だか落ち着かない空間になりました。

きっと毎日の生活を楽にしてくれる

収納用品を購入する事は、片付けの中では比較的楽しい工程だと思います。たくさんのモノを確認して向き合うのは、判断に迷ったり時間がかかったりと比較的面倒に感じる工程かもしれません。

でも、それを乗り越えた後に決めたモノの住所や仕組みはきっと毎日の生活を楽にしてくれます。より楽しくより役立つ収納用品を選べる様にもなると思います。

お店に行ったりネットでポチっとしたりする前に、引き出し一つからで良いので中身を全部出して見ませんか?!

この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライター 高橋香織
元MUJIスタッフ・歳の差3姉弟の母 整理収納アドバイザー。お客様の片づけサポートでは無印良品の家具や収納用品の提案が得意。11歳の長女、9歳の次女、1歳の長男の歳の差姉弟の母。

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