子どもの「偏食」を食事以外で改善する方法
サンキュ!STYLEライター、栄養士/幼児食アドバイザーの麻実です。
ママの悩みに多い子どもの「偏食」。
食べないことが原因で、ママ自身が悩んで落ち込んでしまうことも多いと思います。
しかし、苦手な食材を食べれるようになるのは、子どもの意思。
ママの料理や与え方が悪い訳では、全くありません!
子どもが苦手な食材にもっと興味を持ってもらい、克服するためにも、ちょっとした工夫をしてあげることが大切です。
「遊び」の中から興味を持たせる
「遊び」を通して、苦手意識を徐々に変えていくことがおすすめ。
おままごとや絵本など、苦手な食材に愛情を持たせるように、ママが仕掛けていくのがポイントです。
例えば、「ママはトマトが好きだから、食べたいな。」
「トマトって丸くてかわいいね!」
など、コミュニケーションを取りながら、好きの感情になるよう、身近な遊びから取り入れてみてくださいね。
「お手伝い」をさせて身近な存在に
「お手伝い」はまだ早い!なんて思われる方もいると思いますが、まずは食材を切る前に見せたり、触らせて興味を持たせることから始めましょう。
また、買い物に行った時に食材を子どもに選んでもらうのも手です。
選んだ食材を食卓に出した時に、今日選んでくれたね!と伝えれば、食べてくれることも。
日常生活からコミュニケーションを通して「苦手克服」へ
もちろん、子どもの食事に苦手な食材を出し続けることも大事です。
その時も、ただ口に運ぶだけでなく、コミュニケーションを取るよう心掛けてくださいね。
ママにとっても食事の時間が嫌にならないよう、ゆっくり進めていきましょう!
日常生活から食の経験をさせることは、子どもにとって経験値が上がる、学びの場。
ぜひ、食事だけでなく、外からも経験させてくださいね。
□記事を書いたのは…川田 麻実
子連れ幼児食のイベントや料理教室を主宰。栄養のこと、食育について発信中。