子どもがつくる 切って干すだけ!ドライフルーツレシピ DAY5
こんにちは。元幼稚園教諭、おやつ教育家の橋爪ひとみです。
子どもと一緒におやつ作りをするのが好きな中学生、小学生姉妹のお母さんです。
おやつ作りが好きな次女(小学生)と朝イチバンに一緒におやつ作りをして発見したことは、親子共に心が満足して1日のスタートがスムーズに進むということ。
それ以来、毎朝おやつ作りが続いています。
カンタンなものから挑戦レベルまで。
毎日続けると、だんだん手際もよくなってきましたよ。
今日はおやつ作り5日目のレシピをご紹介します。
ご紹介するのは、切って干すだけのドライフルーツ。
干すことで水分が飛び栄養成分や自然の甘みがぎゅうっと凝縮されて、そのまま食べても十分美味しくて砂糖なしの手軽なおやつです。
さあ!今回も五感をフル活用させておやつ作りしましょう。
おやすみ中の楽しいことの1つになればうれしいです!
(出来具合は個人差がありますので出来ない部分のお手伝いは大人がしてあげて下さいね)
ドライフルーツ作り始まるよ
材料をそろえよう
材料
•りんご
•キウイ
•みかん
今回はこの3種類ですが、他にバナナ、ぶどう、マンゴー、いちごなどもドライフルーツにすると美味しいです。
作り方
1.果物をよく洗い、輸入の果物や薬がかかっている果物は皮をむく。
2.包丁でなるべく薄く切る。
※子どもの包丁の扱いには気をつけて見てあげて下さい。右利きの方は左手はなるべく猫の手で。
丸のままだと安定が悪い時は一度カットしてから安定の良い状態からカットし始めてください。
※なるべく薄く切る方が早く乾燥しますが、分厚くなってもセミドライなフルーツも美味しいですし、切ることが楽しい、フルーツをカットしたときの断面もまたおもしろいので、薄さにとらわれず、包丁を持つことに慣れていないお子さまは、まずは切ることを楽しんでみて下さいね。
※スライサーでカットすると、より薄く均一な厚さになります。
3.果物を切り終えたら、ざるに並べて天日干しする。
外に干すと急な雨や虫や鳥などの心配があるため、天気の良い日に室内で網戸にした窓辺に置くと良いですよ。
※日光により果物の成分の性質が変化して栄養素が増えるといわれています。
4.1日干したあと、さらにオーブンで乾燥させます。
100度で1時間経ったくらいから確認をし始めて、裏返してさらに30分、低温で乾燥させます。
果物の厚さにより、好みの乾燥状態になったものから取り出す。
※乾燥が足りない場合はさらにオーブンで低温乾燥を続けるか、再度天日干しをしてください。私はオーブン乾燥後、天日干しをして終了です。
5.乾燥剤と一緒に密閉容器にいれて保存します。
子どもが切ると分厚くなったり、いびつな形になったり、、、
でもね、いいんですよ。私が大事にしていることは、「ああ、この果物ってここから切るとこんな中身の見え方になるんだね」や、「意外と固いね、やわらかいね、つぶれるね」などの果物に包丁を入れた時の感覚を味わったり、子どもが自らたくさん発見すること。
初めての挑戦はワクワクすると同時に、うまくできるかなあ(もちろん成功したいのは子どもも同じ!)ちょっぴり不安もあります。そんな時に横にいる人がイライラしたりせかしたり、うまくいかないことを言うと、一気に楽しい気持ちがしぼんで子ども自ら学ぼう、発見しようてする力の芽が伸びなくなっちゃいます。
どうぞ、危ないときはしっかり注意する以外は、ある程度子どもに任せてみませんか?
この、やってみたい!やってみよう!の力のある芽は、大切に見守ると様々面に通用していきますので、子どもの未来への可能性を信じて一緒に楽しんでくださいね!
自家製ドライフルーツのメリットとデメリット
自家製ドライフルーツのメリット
1.市販のドライフルーツは砂糖や添加物が加えてあるため、自家製だと切って干すだけ、本来の甘味のみで安心安全に食べられる。
2.切って干すだけなので、お手伝いをしたがる子どもや、飽きっぽくなっちゃう子どもにぴったり。(達成感や人の役に立てた満足感を味わえて、自己肯定感が高くなります。そのためには、細かなことは言わず、お母さん助かったわ〜!ありがとう!と感謝の気持ちを子どもに伝えてくださいね)
3.余って時間が経った果物を最後まで無駄なく使い切れる。(無農薬の果物でしたら、エコの面でも栄養面でも皮ごと食べられてなおさらいいですね!)
4.干したり乾燥させると栄養成分が凝縮され、栄養価が高くなる。
5.干すだけでミネラル成分が増える。
自家製ドライフルーツのデメリット
1. 天日干しのみだと、天候に左右されるので長期間干す必要がある。(雨の日は干せない)
2.天日干しは、虫がついたり鳥がたべないように気をつける。(私は網戸にした日当たりの良い室内で干します。ドライフルーツや干物用ネットがあれば大丈夫です)
3.砂糖は加えませんが、果物本来もっている糖分がしっかりありますので食べすぎには注意が必要です。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
■この記事を書いたのは・・・
おやつ教育家 橋爪ひとみ
休校中、毎日子どもとキッチンに立っています。
もし、私が病気になったら?いなくなったら?子どもたちの毎日のごはんはどうなるでしょう。
食べることは生きること。自分で考え、自分の手を使って、大切な自分の体を、自分で育めるようになってほしい。
子どもがキッチンに立つことは、食べ物への感謝、作ってくださる方へのご苦労を肌で感じる良い機会です。
今日も美味しく食べられることの喜び、自分にもできるという自信など…
たくさん子どもの心に働きかけられていることを そばで実感しています。
毎朝子どもとおやつ作りをしているところを、インスタグラムのストーリーズにのせています。今日(2020年5月17日)で、毎日作り続けて20日目となりました。