布マスク。色々作ってみた結果
こんにちは。元幼稚園教諭、中学生と小学生の子育て真っ最中の橋爪ひとみです。
お料理も好きですが、気に入った布であれこれ作るのも好きです。
コロナウィルスの影響でマスクが品薄になった5月頃、私の母が家にある生地（表地は播州織、裏地は未使用のガーゼシーツ）でマスクを作ってみたわよ、と送ってきてくれました。
布マスクを作ったきっかけ
使い捨てマスクが品薄または品切れになり、布マスク材料のガーゼやゴム紐も品切れが相次ぎ、母は帽子用のゴムを使いましたので、上記のような周りがヒラヒラしたゴムになっています。
母手作りのマスクをつけた瞬間、「わあ〜気持ちいい!」と思わず声が!
やわらかなガーゼが肌に優しく当たりお顔をあったかく包んでくれるようでした。
3年前に亡くなった父は病気を発症してから使い捨てマスクが手離せない日々で、毎日ゴムがしっかり耳にあたるためよく耳が痛い、肌が乾燥すると言っていたことを母と思い出し、
母が「簡単に作れて肌触りが良いなんて、お父さんに作ってあげたらよかったわ」と話していました。
私の子どもたちは肌が弱く、肌に優しい綿の肌着を初めて着せた幼い頃、
布マスクを初めてした私と同じく「わあー気持ちいい!」と言っていたことも思い出しました。
これからは、マスクが手放せない日々になる。お肌のためにも毎日を少しでも心地よく過ごすためにもマスクを私も作ってみよう!
そう思ったのがマスク作りのきっかけとなりました。
子どものマスク作り
家にある生地で、とりあえずひとつ作ってみよう!と作ったのがこちら。
布マスクは目が荒いのでウィルスを通しやすいと、医療関係で働く友人に聞いてマスクの内側にフィルター入れ用のポケットも作りました。
布マスクはウィルス感染やウィルスの侵入を完全に防げるものではないのですが、フィルターポケットを付けることで、少しでも感染予防になればと思い以下のような市販のフィルターを入れて着用することにしました。
子どもたちの弱い肌にも合うよう、綿100%の布で作り内側の肌に直接当たる布はオーガニックコットンを使用するなど、色々作るうちにマスク作りにハマり出して…
こちらの表地は通気性の良い柄の綿100%の布地にして、内側はオーガニックコットン使用。
もちろん、フィルターポケット付きです。
同じ布地に刺繍もしてみたり。
さらに軽い綿で目が詰まった生地でマスクもつくり、こちらも刺繍をしました。
刺繍糸もこだわってシルク100%のものを。
こちらの刺繍糸は、以前パリへ旅行したときに手芸屋さん巡りをした際に購入したもの。
なかなか旅行に行けなくなった今、ひと針ひと針刺すたびに懐かしく思い出します。
子どもの布マスクを色々作る中で、不足しているニュースをよく耳にした5月終わりには大人の布マスクもいくつか作り、小学校や幼稚園で働く友人たちにマスクを作って送りました。
こちらの刺繍マスクも送りました。
色々作ってみた結果
とにかく暑かった夏。今も残暑厳しい日々で綿生地の布マスクは、夫も子どもたちも戸外ではやはり暑さを感じるとのことで、表地は綿100%ではなく通気性、吸汗性、速乾性に優れた布地を使い、肌に当たる部分をオーガニックコットンにしたところ、夫や子どもたちに大好評。
涼しいけど、肌は痒みやすれた感じもないと言ってくれて、
夏用マスクはこちらの生地合わせが大活躍しました。
裏地は手前のピンク色はオーガニックコットン。
奥は、さらに暑がりの夫用に裏地も通気性、吸汗性、速乾性の生地で作ったマスク。
いずれもフィルター付きです。
色々マスクを作ってみましたが、肌に直接当たる部分には綿生地にして表地は季節に応じて変えてみたら良いのではという結論に今はなっています。
肌の調子や生活する場所に応じてマスクの生地も変化させたり、今は着用して気持ちが楽しくなるおしゃれなマスクも見られ始めましたね。
どのような状況でもマイナスをプラスに変え、楽しく過ごせるアイテムになればいいなと思います。
■この記事を書いたのは・・・
おやつ教育家 橋爪ひとみ。
旅先では地元のスーパーに行くのが好き…でしたが、旅に行けない今は身体に優しい食材で世界の料理を作って楽しんでいます。今はアジアン料理にハマり中。
パクチー大好き!
あれこれ工夫して料理をすることや好きな布で手作りすることが心の元気の素。
中学生と小学生のお母さんです。