奥行きのある収納を使いこなす3つのポイント
8坪の狭小住宅3階建て旗竿地に、夫・娘2人と住みシンプルライフを目指す整理収納大好き!ライターのmiokoです。
住宅事情はさまざま。
収納事情もさまざま。
皆さんの家に「奥行きのある収納スペース」はありませんか。
実は整理収納的に言うと難易度の高い収納なんです。
そんな「奥行きのある収納スペース」ですが、ポイントを抑えれば使いやすく収納力もアップしますよ。
ポイント①モノのサイズに合わせた引き出しを使う
奥行きのある収納に(押し入れも含む)引き出し型の収納を入れると、どうしても深くて大きな収納力のあるものを選びがちなんです。
深くて長い収納は衣類や寝具などのカサのあるモノには向いていますが、小物を収納するには不向き。上に奥にどんどんモノを詰め込んでしまって、下にしまったモノは死蔵品になってしまいます。
奥行きのある収納ケースに小物を収納したい場合は、奥行きが長くても全体が見渡せる浅い収納ケースだと活用できます。
ポイント②収納ケースの前にモノを置かない
※掲載許可を頂いています
奥行きのある収納スペースに引き出し型の収納は相性が良いのですが、奥行きがある分どうしても手前にスペースが空きます。
人は空いているスペースを埋めたくなるもの。
自然とモノが置かれるようになります。
せっかく引き出し式の収納ケースを置いてもその前にモノが置かれたら一度手前のモノをどかす手間が増えます。すると結局引き出しも使われなくなり、手前のスペースも散らかっていく悪循環。
スペースが空いていてもモノを置かない!を徹底する事で使いやすい引き出し収納をキープする事が出来ます。
※掲載許可を頂いています
私が実際に行った奥行きのある整理収納作業のビフォーアフター
ポイント③どうしても奥行きを活用したい時は
やっぱり奥行き分は収納として使いたい!という場合、収納を「前後で分ける」という方法なら大丈夫。
押し入れの下段を想定すると、季節の家電やクリスマスツリーなどの使用頻度の低いモノを奥に配置し頻度の高いモノを手前に配置します。
その時に手前に置いたモノはすぐに動かせるようにキャスターのついた収納にすると簡単に奥のモノが取り出しやすくなりますよ。
使いやすい収納スペースのサイズ
収納スペースは用途によって使いやすい奥行きが決まっています。
以下をご参考になさって、収納スペースに合ったモノ、収納用品を選んで下さいね。
◇小物…奥行き10㎝
◇食器…奥行き30㎝
◇下駄箱…奥行き35㎝
◇クローゼット…奥行き60㎝
(参考:押し入れの奥行きは80㎝)
◆記事を書いたのは…mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!10歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。