ついでに一品【野菜の揚げびたし】唐揚げの前に常備菜作りませんか?揚げ油有効利用のススメ
こんにちは!すぐ作ってみたくなる簡単レシピをお伝えしている、料理研究家の馬原香織です。
おうちで唐揚げやとんかつ、エビフライなど…揚げ物を作る機会のある方におすすめしたい「野菜の揚げびたし」
副菜や作り置き、お弁当のおかずにも使えるレシピです。
肉や魚介類、衣のあるおかずを揚げると、どうしても油が汚れがちに。どうせ揚げ油を用意するなら、主役を揚げる前に、野菜を素揚げしてついでに揚げびたしを作りませんか?
野菜の素揚げなら、油があまり汚れないしそんなに手間も時間もかかりません!
野菜の揚げびたしの材料
材料はお好みで…今回はこちら
●なす・・・1本
●ピーマン・・・1個
●赤ピーマン・・・1個
●麺つゆ(2倍濃縮)・・・大さじ4
●水(熱湯)・・・150ml
野菜はお好みや冷蔵庫の余り野菜を活用してください。かぼちゃやキノコも美味しいです。
麺つゆの濃さはお好みで調整してください!
水で希釈した場合は、麺つゆと合わせてから電子レンジで温めればOK。
野菜の揚げびたしの作り方
1.野菜を食べやすい大きさに切る
なす、ピーマンをひと口大の乱切りにします。
2.素材別に揚げる
油は、160度程度の低温で揚げます。ナスは1分ほど。ときどき転がしながら揚げます。
3.熱い麺つゆに浸す
軽く油を切って、熱い麺つゆに浸します。揚げたての熱々を浸すのがコツ。味がしっかり染みこみます。
麺つゆは、熱湯で希釈するか、電子レンジで熱々に温めておきましょう。
ピーマンも同様に、揚げたら麺つゆに浸していきます。ピーマンは30~40秒ほど揚げればOKです。
4.そのままでも冷蔵庫で冷やしてもOK
できあがり。熱々でも冷蔵庫で冷やしてもOK。割とすぐに味が馴染むので、即食べても美味しいです。
おすすめの食べ方
そのまま副菜として食べるのもいいですし、こちらのように麺類の漬け汁にするのもおすすめです。
小さい保存容器に入れておくと、そのまま漬け汁になります。レンジで温めてもいいですし、夏は冷たい漬け汁でも美味しいですよ。
常備菜としてストックしておくと、お弁当の隙間おかずに使えます。カラフルなピーマンとジュワっと味が染みたなすは、意外と子供のお弁当に喜ばれる!
息子曰く、みずみずしくて美味しいとのこと。お弁当の彩りにも重宝しています。
揚げ油を出したら、ついでに一品作ろう!
どうせ揚げ油を使うなら、汚れる前に一品常備菜を作っておくとほんとに便利。冷蔵庫にある半端に余った野菜で作れば、冷蔵庫も綺麗になるし一石二鳥です。
野菜の素揚げだけなら、切って揚げるだけなので、ついでに作ってもそんなに手間がかからないと思います。
これから暑い季節になったら、冷蔵庫で冷やした揚げびたしは食欲のない日でも食べやすいのでおすすめですよ。
ぜひつくってみてくださいね。
記事を書いたのは・・・馬原香織(まはらかおり)
料理研究家。調理師&食育インストラクター。小学生と中学生男子2人のママ。料理教室を主宰しつつ、料理ライターとして日々料理記事を執筆中。「家族が喜ぶ何度も使えるレシピ」をテーマに、みなさんの毎日の食卓を美味しく楽しく演出できるようお手伝いしたいと思っています。