夏の副菜【さつまいものレモン煮】冷やして美味しい作り置き!お弁当やおやつに使えるレシピ

2023/08/10
  • 料理研究家。調理師、食育インストラクター。「家族が喜ぶ、何度も使える料理」が習える料理教室主宰。 。もっと見る>>

こんにちは!すぐ作ってみたくなる楽旨レシピを発信している、料理研究家の馬原香織です。

今回は、副菜にもお弁当にも使えて、作り置きもできる!おやつにもなる?!活用幅の広いさつまいものレモン煮をご紹介します。

さっぱり甘酸っぱい味わいで、冷やして食べても美味しいんです。むしろ夏は冷やして食べて欲しい!
さつまいもは彩りもよく、お弁当にもおすすめですよ。
少ない材料で作れるので、気軽に試せるおすすめレシピです。

美味しく作るコツ

●大きすぎる鍋はNG

鍋の大きさは、さつまいもが並ぶ大きさがベスト。しっかり煮汁が行きわたるよう、さつまいも同士隙間なく並ぶような、小さめの鍋を選ぶとよいです。
さつまいもを並べても隙間が空くくらい大きい(広い)鍋を使うと、さつまいもに煮汁が浸かりきらず、味がしみ込みにくいので注意してください。

●さつまいもはアク抜きして色よく仕上げる

さつまいもは、切り口からアクが出てきます。そのため切ったら、まず水にさらしてアク抜きをしてください。アク由来のえぐみが取れて、雑味のない味になります。

落とし蓋で効率よく味をしみ込ませる

少ない調味料で手早く煮るために、落とし蓋を活用するとよいです。落とし蓋をすることで、煮汁が全体に回りやすく、煮崩れも防げますよ。クッキングペーパーを鍋の大きさに合わせて切り、真ん中に切り込みを入れると簡単な落とし蓋が作れます。

さつまいものレモン煮の材料

●さつまいも・・・1本(200g)
●砂糖・・・大さじ3
●レモン汁・・・大さじ1(ポッカレモンでも◎)
●塩・・・ひとつまみ

あっさりしている分、さつまいもの旨味や甘味が引き立ちます。
このレシピは甘さ控えめなので、甘め希望の場合は、砂糖大さじ4杯入れてもOKです。

さつまいものレモン煮の作り方

1. さつまいもを切って水にさらす

さつまいもを1cm幅に切り、水にさらします。

2. 鍋にさつまいもと調味料を入れる

鍋にさつまいもと調味料(砂糖・塩・レモン汁)と水を入れ、中火にかけます。

3. アクを取り除く

沸騰してアクが出てきたら、取り除きます。

4. 落とし蓋をして煮る

落とし蓋をして、コトコト煮立つ程度の弱火で、15~20分ほど煮ます。

5. できあがり

竹串や爪楊枝を刺して、スッと通ればできあがりです。時間があれば、このまま冷めるまで放置しておくと、味が染みて美味しくいただけます。

作り置きは煮汁ごと保存

作り置きとして保存するときは、必ず煮汁ごと保存容器に入れます。粗熱がとれたら冷蔵庫に入れてください。

夏場は長く常温におくと傷みやすいので、ある程度冷めたらすぐに冷蔵庫に入れましょう。

副菜の作り置きで夏を乗り切ろう

副菜の作り置きがあると、もう一品欲しい時にとても便利ですよね。
さつまいもは、彩りもよくお弁当のおかずにも重宝しますよ。

レモンの効いた甘酸っぱい味わいは、暑い夏にぴったり。暑い日は冷やして食べるのもおすすめです。
ぜひ作ってみてくださいね。

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