【無印良品】地味?でもかなり使える!グレーの薄いやつの正体
無印良品の商品にかなりお金を使っているらしいサンキュ!STYLEライターのdanngoです。
先日、無印良品の店舗で偶然目にしたなぞのグレーの薄い物体。
よく見ると、キッチンなどで幅広く使える便利商品でした。
使い方や特徴を説明します。
「セルロースシート・3枚組」(税込499円)
綿とセルロースでできたシートの3枚セット。
大きさは17cm×20cmです。
厚みは、測ったところ3mmくらいでした。
手に持った感じは、薄めの段ボールに近い印象です。
注意して見ると、表裏ででこぼこの入り方が違います。
一方が格子状、もう一方がストライプのような形。
おそらくこのでこぼこは、汚れを取りやすくする効果をねらっているのでしょう。
素材はセルロースと綿で、セルロースというのは植物の繊維のこと。
実は、以前ブリッツという名前のドイツ製セルロースシートを紹介したことがありました。
そちらはやや大きかったため、半分に切って使用しております。
比べると、無印良品の方は半分に切ったブリッツよりやや大きいくらいなので、切らずに使えそうです。
両者の最大の違いは、色とデザインでしょう。
無印良品はグレーの無地一択ですが、ブリッツは可愛い色や模様が入ったものがたくさんそろっています。
ただ、ブリッツは可愛いデザインだと1枚400円をこえる上に送料がかかることがあるので、気軽に買うなら無印良品かなと思います。
こぼした水もすばやく吸い取る
吸水性を試してみることにします。
子どもがコップを倒してテーブルに水をこぼしてしまった、という事態を想定してみました。
水がこぼれたところのそばに置いただけで、ぐんぐん水を吸い取っていきます。
こぼれた部分にかぶせるように置いてみると、あっという間に水がしみこんでいきました。
そっと持ち上げると、下はほとんどぬれておらず、水がポタポタたれることもありません。
見た目は厚紙のようなのに、紙とは比べものにならない吸水力です。
1回全部ぬらしてからしぼると、フワフワした触り心地に。
しっかりしぼりさえすれば水をよく吸ってくれるので、ぬらしてから使う方が良さそうです。
しぼった状態でつるして干すと3~4時間で乾きました。
小さく切ってもOK!最後までムダなく使い倒せる
セルロースシートの繊維は簡単に抜け落ちないので、ふきんやウエスなどのようにふいた後に毛羽立った跡が残らないのがいいところ。
糸や繊維が抜け落ちないので安心してどんどん使えますし、ハサミで小さく切り分けても断面がほつれません。
最初は吸水性を生かして水切りマットがわりに、その後台ふきとして、くたびれてきたら小さく切って蛇口周りなどの細かな部分をみがくのに使うと良さそう。
素材はセルロースと綿だけなので、切った後コンポストに混ぜ込めば土にかえるはずです。
文字通り最後までムダなく使える無印良品のセルロースシート。
地味なのが欠点と言えば欠点ですが、それを逆手に取って遠慮なく使い倒してしまいましょう。
◆記事を書いたのは・・・danngo
「文房具には少年の夢が詰まっている」と熱く語るアラフォー主婦。生活雑貨の最愛ブランドは無印良品です。他にも、ニトリ・3COINS・セリアなどを愛用し、シンプルな暮らしを心がけています。