「直接イン」でストレス減!手間と失敗がなくなる料理の気楽なズボラ技
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
料理をしていると、「これ移すの面倒だな」と思う瞬間がありませんか?
ひと手間をはぶいて直接入れるとぐっと楽になり、思わぬ失敗が減ることもありますよ。
私が実践している「直接イン」のズボラ技3つを紹介します。
鍋に直接卵を入れる
ゆで卵をつくる時、どうしていますか?
冷蔵庫から卵を取り出し、手に持って運んでコンロの上に置いた鍋に入れに行くというのが一般的ではないでしょうか。
それで問題なければいいのですが、不器用な私は手をすべらせて卵を落とし割ってしまったことが何回もありました。
おまけに、卵は両手に持っても2個しか運べないので、ゆで卵を6個つくりたい時は3回もコンロと冷蔵庫の間を行ったり来たり。
よく考えたら手に持たず鍋にそのまま入れてしまえばいいではないかと、ある日気づきました。
鍋を片手に持って冷蔵庫の扉を開け、鍋を庫内に仮置きして卵を手に取りそのまま鍋に移すのです。
冷蔵庫の扉を開ける時間は少し長くなってしまいますが、何回も開け閉めせずに1回で終わるので消費電力はさほど気にしなくていいでしょう。
慣れてくるとスムーズに卵を移せるようになり、今までこわごわ卵を運んでいた時間は何だったのかと思ってしまいます。
皿に直接ごまをふりかける
きんぴらをつくる時は、具材を炒めて味つけをし、水分をとばしてから最後にごまを入れて混ぜていました。
そうすると、どんなに注意しても盛りつけした後のフライパンに少しごまがくっついたままになってしまいます。
残った調味料がのりのようになってしまっているので、簡単にはとれません。
もちろん洗えば落ちますが、栄養たっぷりのごまを水に流してしまうのはもったいない気がしていました。
それならもうフライパンにごまをつけないようにすればいいではないかと、皿にきんぴらを盛った後にごまをふりかけてみることに。
皿の中で混ぜてしまえば、ごまは均等に具材にくっつきます。
もしかしたら少し見ばえが悪くなってしまうかもしれないと思ったのですが、家族の反応に変化なし。
意外とわからないようです。
フライパンに直接肉と調味料
肉をバットに入れて調味料をかけて下味をつけるという工程が、どうも苦手。
バットを洗わなくてはいけませんし、下味をつけるのに手間取ると肉が悪くなりそうなのも心配でした。
開き直って、薄く油をひいたフライパンに肉と調味料を直接入れ、軽く混ぜたらすぐ熱して調理してみることに。
豚肉のしょうが焼きや鶏肉の照り焼きなどはこの方法でつくっていますが、今のところ味に問題は感じていません。
肉についている雑菌をあちらこちらに広げてしまうのもよくないので、さっさとフライパンに移して調理してしまうのは衛生面から考えても安心だと思います。
普段の調理でやっている動作の中には、冷静に考えてみるとムダなものがあるかもしれません。
思い切ってはぶいてみると、一気に楽になる可能性もありますよ。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。