コンポストに入れて大丈夫?むしろ積極的に入れて成功したもの3
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
エコ活動の1つとして、じわじわ人気のコンポスト。
野菜くずなどは入れていいイメージでしたが、当初はNGと思っていたものも。
意外でしたが、入れてみるとむしろいいことばかりだったもの3つを紹介します。
麺のゆで汁
うどんやそうめん、パスタなど麺類をゆでた後に残る汁。
そのまま流すだけだと排水口がつまりそうだと思い、これまでは少しずつ捨てていました。
今はコンポストにそのまま流し入れています。
コンポストの水分が多くなりすぎないものかと最初は心配していましたが、全く問題ありませんでした。
むしろコンポストはすぐ水分が抜けるので、定期的にゆで汁を入れるくらいでちょうどいいです。
ゆで汁は微生物が好む栄養素と水分をたっぷり含んでいるためなのか、入れてから混ぜるとコンポスト全体が温かくなります。
寒い夜にのぞくと湯気が出ることもあり、すごいなと思いました。
揚げものの油
コンポストを買うまでは、揚げものに使った油は古いタオルに吸わせて捨てるしかないものでした。
古い油は酸化しやすいため、再利用もしていなかったのです。
ところが、コンポストを手に入れ説明書を読みこんだところ、油は微生物の好物だから積極的に入れるべきだとわかりました。
コンポストがべとつくのではという懸念はどこへやら、入れて混ぜると翌日にはすっかりなじんでわからなくなっています。
こちらも入れてしばらくたつと、コンポストの温度が上がっているなと感じることがあります。
油くささも感じず、今のところ全く問題はありません。
コーヒーかす
コーヒーをいれた後のかすは、干して消臭剤にすることが多い我が家。
なんとなく分解できそうにないイメージでしたが、試しに少し入れてみたところすぐわからなくなりました。
もともとコーヒーの粉が細かくまぎれやすいのもあるのかもしれません。
消臭効果があるので、たまに虫対策として混ぜることにしています。
それ以外のよかったものとダメだったもの
コンポストに入れるのが少し怖かったものとしては、魚の内臓がありました。
においがきつく、生ごみに出すときは厳重に包んでいたもの。
虫が寄るのではないかと心配でしたが、説明書に「入れていい」と書いてあったので入れてみたところ。
においは全く気にならず、すぐに分解してしまいました。
基本的にカロリーの高いものは分解しやすいようで、脂質・炭水化物・タンパク質を多く含むものはすぐなくなります。
水分が多いものも、コンポストがぐんぐん水気を吸い取って蒸発させるので問題なし。
逆に、タマネギの皮など水分が少なめで繊維質が多いものは1か月たっても分解しません。
7月のはじめに笹だんごの笹を試しに少しだけ入れてみたところ、3週間たっても緑色をたもっていていました。
笹で食べものを包むのは理にかなっているなと確認できて、面白かったです。
私が使っているのはダンボールコンポストで、ほかにも袋に入れるものやキエーロなどいろいろあります。
タイプが違うと分解しやすいものも少し変わるかもしれませんが、生ごみのストレスが減るのは確か。
いつかやってみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。