あなたのおやつは冷凍できる!おいしさを守るポイント

あなたのおやつは冷凍できる!おいしさを守るポイント

2025/01/08
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
たくさん買い込んでしまったりもらいすぎてしまったりした、とっておきのおやつ。
おいしいうちに食べきりたいけれど、食べすぎて太るのも心配です。
そんなときには冷凍が便利。簡単なポイントをお伝えします。

その日のうちに食べきれないなら冷凍しよう

その日のうちに食べきれないなら冷凍しよう

先日、私達家族は中華街に行っていました。店で久しぶりに食べたごま団子はとてもおいしかったのですが、ほかの料理を食べていたので1個が限界。
そこで店先で売られているものを購入したのですが、2、3個では売られておらず6個入りのものしか見つかりませんでした。

冷凍室に入れた直後

しかたなくそれを買ったものの、当日に食べられたのは2個だけ。油で揚げてあるので、ほうっておくと酸化して味が落ちてしまいます。
こういった場合は、すぐに冷凍してしまうのが正解。冷凍すれば、翌日以降でもおいしく食べられます。

電子レンジで解凍できる

凍ったごま団子

ごま団子を冷凍したら硬くなってしまうのではないかと心配する人もいることでしょう。確かに、冷凍庫に入れたごま団子はカチンカチンに凍っており、石のようです。

電子レンジで解凍できる

それでも食べかたは意外と簡単。皿にのせて電子レンジで加熱するだけです。
時間は30秒から1分くらい。初めて試す場合は、少なめの時間で様子を見ながらおこなってみてください。
表面をさわってみるとほんのり温かく、やわらかさを感じるようなら大丈夫です。

中のあんこも解凍されています

割ってみると、中のあんこもしっかり解凍されていました。変につぶれてしまうこともなく、揚げたてに近いおいしさを味わうことができます。

冷凍できるおやつは多い

冷凍できるおやつは多い

ごま団子に限らず、生ものでも冷凍できるおやつはかなり多くあります。肉まんなどの点心系おやつは、火を通してあるので冷凍しても味が変わりません。解凍する場合は表面を湿らせてふたをしてから電子レンジで加熱、またはせいろで蒸すとふわふわになります。

冷凍中の肉まん

大福などのお餅系和菓子も冷凍が可能。シュークリームなどのクリーム系洋菓子も同様です。
点心に比べると繊細なので、解凍は室温での自然解凍がおすすめ。どうしてもはやく食べたいというのなら、冷凍肉を解凍するモードで少しだけ電子レンジ加熱してみるのもありです。

解凍した大福
冷凍状態で売られていた大福。左下が解凍後、右上が解凍前。できたてのようなやわらかさに戻ります。

逆に、ゼリーやプリンなどの水分が多いおやつは食感が変わるので冷凍はあまりおすすめできません。密封されているため、凍らせてしまうと膨張してパッケージを突きやぶってしまうおそれもあります。
冷凍できないものは食べきれる量を見きわめて、冷凍できるものは冷凍室の空きスペースを計算して購入するというのが、最後までおやつをおいしく食べるコツと言えるでしょう。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。

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