比べることに疲れたら?すごい人を見ても自己肯定感を下げない方法
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
「人と比べることはよくない」とわかっていても、素敵な人を目のあたりにするとついつい比べてしまうのが人間の性ですよね。
どうしても人と比べたくなってしまい、そのことにより自己肯定感が下がってしまうのなら考えかたを変えてみる必要がありそうです。
もともと自己肯定感の高くない私が、普段気をつけていることをお伝えします。
平面でとらえる
比べてはいけないと思ってかえって比べたくなってしまい苦しくなってしまうのなら、思いきって好きなだけ比べてみましょう。
ただし、比べるときにはちょっとしたコツが必要です。
多くの人は、人と自分を比べるときにピラミッドのような形をイメージしてしまうのではないでしょうか。
下の部分や中くらいの部分、上の部分といった階層があり、れっきとした優劣があると思いこんでしまいがちです。
そうではなく、平面でとらえてみるのです。
最近、パーソナルカラー診断とか顔タイプ診断といった言葉をよく聞きますね。
受けてみた人もいるのではないでしょうか。
ああいった診断では、縦方向と横方向にのびる線を中心にして自分がどのあたりのエリアにいるのかしめされることが多いですね。
あるのは違いや個性であり、優劣ではないわけです。
あなたの持っている性格・特技・欠点と思われるものも、よいとか悪いとかいうものではなくて1つの特徴なのです。
他者と比べて自分がどのエリアにいるか、という考えかたに変えると客観的になれるものです。
試しに、主婦の特性をおおざっぱにエリアわけした図を考えてみました。
料理にお金をかけるかかけないか、見た目にこだわるかこだわらないか。どれが正しいとか優れているとかではなく、タイプが違うだけですよね。
自分に光をあてる
他人と自分を比べてばかりいると、自分ではなく他人のことばかり考えてしまうのもありがちな思考パターンです。
あの人は美人だし、料理も上手だし、人あたりがよくて頭の回転もはやい……それなのに私は、といった具合に。
そんなふうに考えてしまったら、いったん「まあそれは置いておいて、自分には何があるだろう」と考えてみましょう。
誰かのことを中心に考えている間は、「自分には何もない」と感じてしまいがちなのです。
自分にスポットライトをあててよく考えてみると、「子どもに好かれる、おいしいものに詳しい、落ち着いている」などとよい部分も見えてきます。
相手のことを無理に否定したり弱点を探したりしようとせず、他者への評価を「いったん保留」にするのがコツ。
相手のことを一生懸命考えたとしても、自分にとってのメリットは少ないのでそもそも深く考える必要はないのです。
もし誰かのことを考えるのならば、著名人などの手の届かない雲の上の人や、あこがれの人を考えるといいですよ。
比べようとしても比べる要素が少ないので、自然と嫌な感情は減っていくはず。
自己肯定感が低い人というのは幼い頃からのすりこみによる思考のクセが強いことが多く(まさに私)、自己肯定感を高めるのは簡単なことではありません。
低いままでも生きていけるものなので、高めることばかり考えずうまくやりすごす方法も身につけていきましょう。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。