何分かかる?我が家は10分!ゆるりと続ける快適お味噌汁生活。

2020/02/27
  • 家庭料理と手書きレシピが好きなapricot projectです。小学生と幼稚園生の母です。もっと見る>>

こんにちは。
家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。
毎日続けられる美味しいレシピを発信しています。

みなさんお味噌汁は飲みますか?

我が家は平日の朝、ほとんどお味噌汁を飲みます。

「お味噌汁だけは飲んで行きなさ~い!」がママの口癖、
と子どもたちによく言われます。笑

「朝起きれないから作れないよ~」
なんてお友達に言われることもあるのですが、

お味噌汁づくりに使う時間はたったの10分程度。

簡単だし、
体は温まるし、
栄養も取れるし、
飽きることもないし、、、と
始めてみると良いこと尽くし。

お味噌汁のある生活が心地良いので、
気づけば毎朝作るようになっていました。

毎日続けたいので、
だしや具材も難しいことは考えません!

そんな私のお味噌汁生活、少し紹介させてください。

いいことたくさん!毎朝10分でお味噌汁生活。

あまり需要はないと思いますが笑
私の朝ごはんルーティーンをご紹介します。

5:00 起床
5:05 洗い米(※①)していたお米を火にかける。
    冷蔵庫のあまり食材を切る。
5:10 鍋にだしと食材を入れて火にかける。
5:20 食材に火が通ったら味噌を溶く。(味噌汁完成!)
5:30 ごはん炊きあがり。ほかほかごはんと出来立てお味噌汁をつまみぐい!

いかがでしょうか。

家族より先に、
一人で朝ごはんをつまみ食いしていることが明らかになりました。笑


こんな感じで、作業時間は10分程度。
お味噌汁って、とっても簡単です。

だしは、週末に作り置くこともあれば、
顆粒出汁やだしパックを使うこともあります。

前日の夜に鍋に水をはって、
昆布や煮干しをいれておくこともあるし、

だしを使わずにお味噌汁をつくることも。

※①洗い米については下記記事でご紹介しています!

初級:1分で完成!お味噌を溶くだけで大丈夫!

さぁ、お味噌汁生活を始めましょう!

といってもなぜでしょう。
なぜかお味噌汁って難しい気がしてしまうんですよね。

きちんとだしを取らなければいけない気がするし、
すごく手間がかかる気がしてしまう…。

そんなときは、お味噌をお湯で溶くだけの「お味噌汁」にチャレンジしてみてください!

味噌 小さじ2
湯 150ml
削り節 ひとつかみ

この材料をお椀に入れて、混ぜるだけ。
簡単なのに、信じられないくらいおいしいです!

中級:3分で完成!火を使わないお味噌汁。

お味噌を溶くだけのお味噌汁に慣れたら…

次は火を使わない具材を加えてみましょう!

おすすめの具材は…
1人分であれば、
梅干し 1/3個
もずく 1/2パック
納豆 1/2パック
おぼろ昆布 ひとつかみ
乾燥わかめ 小さじ1
海苔 適量
とろろ 適量
です!

作り方は変わりません。
味噌 小さじ2
湯 150ml
削り節 ひとつかみ

に、おすすめの具材を加えて混ぜるだけ。

具材によっては塩分が強いものがあるので、お味噌の量は加減してくださいね。

上級:10分かけて、野菜たっぷり食べてみよう。

さぁ、簡単具材に慣れてきたら、
いよいよ火にかけて、お味噌汁を作ってみましょう!

1人分であれば、
150~200mlのだしか水に、
お好みを食材を切り入れて火を通し、
仕上げに味噌大さじ1程度を溶き入れるだけ!

冷蔵庫のあまり野菜や豆腐、卵、お肉も、魚も、鯖缶詰などの缶詰だって。
お味噌汁って意外と何でも合うんです。

料亭で出されるような上品なお味噌汁は、
だしの取り方や味噌を溶くタイミングなどが難しそうですが、

おうちで毎日食べるお味噌汁は、
くたくたに具材が煮えているのも、
具材がしゃきしゃきと歯ごたえが残っているのも、
どんなものでも美味しいですよね。

自由な発想と無理のない食材で、
毎日続けていると、
意外なおいしさに出会ったりして楽しいですよ~!

お味噌選びは…空気穴に注目!

私がお味噌汁にハマったきっかけは、
「お味噌が生きている」ということに気づいたことです。
(お味噌づくりに興味を持って、麹屋さんにお願いして味噌づくりワークショップを開きました)

生きている食材をいただくって、
なんだか元気になれそうですよね。

ご存知の方も多いと思いますが、
お味噌は「麹」という菌が、
毎日がんばって「発酵」を進めてくれることで、
大豆から味噌に変わります。

(実は毎年お味噌を手造りしているのですが、
 毎日変化する様子が愛しくて、まるでペットのようです。笑)

なので、麹が生きていける環境でないと、
お味噌はおいしくならないんです。

そこで、市販のお味噌を選ぶ時のポイントですが…

ずばり「空気穴」!だと思っています。

空気穴があったり、
「容器がふくらむ可能性があります」という表記がしてあるのは、
麹が今もきちんと生きている証拠。

実は市販のお味噌には、
販売するにあたって発酵の力を止めてしまっているものがたくさんあります。

麹が生きている限り発酵は進むので、
風味や味わいが変化していき、
お味噌としての味わいが美味しくても、
「商品」として均一の味わいや風味を保つことが難しいので、
せっかく時間をかけて発酵してできたお味噌に
熱処理やアルコール処理を加えて麹を殺してしまうのです。

もちろん、熱処理されたお味噌でもおいしいお味噌汁をつくることはできますし、
お味噌の栄養をいただくことは出来ると思いますが、
せっかくなら生きたお味噌、一度試してみませんか?




お味噌の保存はこんなふうに。

もしスーパーで気になるお味噌を見つけたら、
まだおうちにお味噌が残っていても、
買ってしまって大丈夫。

実はお味噌は「冷凍保存」が可能なんです!

冷凍してもカチコチになることはないので、使い勝手は変わりません。

冷凍すれば、常温保存でどんどん発酵して風味や味が変わってしまうのを
防ぐことができるのです。

我が家では、ストックは冷凍しておいて、
1か月程度で使い切れそうな分は冷蔵保存しています。

保存容器に2種類程度のお味噌をいれて、
昆布で仕切り、保存しています。

「合わせ味噌」といって、
2~3種類の味わいの異なるお味噌を合わせて使うと、
味に深みが出たり、好みの味に調整出来たりするのでお勧めなのですが、
この方法で保存すると、忙しくても2種類のお味噌を簡単に取り出せるし、
昆布からは良い出汁がにじみ出るし、おいしいのです。

「お味噌」とひとことで言っても、
原料でいうと、麹の種類によって「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」の3種類。
さらに赤だしのような「調合味噌」や、金山寺味噌のような「なめ味噌」などがあり…

さらには塩の含有量や、麹の比率などによって風味や味わいが変わってきます。

日本全国には、加賀味噌、金山寺味噌、赤だし味噌、越後味噌、仙台味噌、白味噌、もろみ味噌、麦赤味噌、麦白味噌、信州味噌…などなど、味わいの異なる沢山のお味噌があるんですよ~!

それぞれのお味噌をお湯で溶くだけだって、
毎日違ったお味噌汁を楽しめてしまいますよね。

色々試してみたくなってきませんか?笑

おまけ 

番外編ですが…
おむすびにお味噌を塗って、
魚焼きグリルでこんがり焼いてお茶碗に入れ、
お湯を注いで食べる、
お茶漬けのようなお味噌汁もおすすめです。

ちょっと小腹がすいた時に
是非試してみてください!

計算中