道具いらずで今すぐできる!名付けて「おばあちゃんマジック」。くだらないけど、心地よい家事のために私がしていること。

2020/05/01
  • 家庭料理と手書きレシピが好きなapricot projectです。小学生と幼稚園生の母です。もっと見る>>

こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。台所仕事を軽やかに、をコンセプトにレシピやアイデアを発信しています。

外出自粛が続いて家族といる時間が増えると、「お母さん」でいる時間が長くなりますね。物理的に目にもつくから「家事」が気になる機会も増えると思います。

いつも笑顔でいたいけど、主婦の仕事に終わりはないし、家族の要求は無限大。そんな時、少し気持ちを楽にするために、小さなこだわりをやめるために、私がしていることをご紹介したいと思います。

ごめんなさい。最初に謝っておくのですが、かなりくだらないことだと思います…。でも、試すようになってからイライラすることが減って、「早く済ませなきゃ!」と思いがちな家事や「終わりがない!」と思いがちな子育ても楽しめるようになったので…「こんな人もいるんだな」と思ってもらえたら、と書いてみます。

その名も「おばあちゃんマジック」小さなこだわりを手放して、気長に取り組む小さな魔法。

突然変な魔法を紹介してごめんなさい。

おばあちゃんマジックというのは、イラっとした時や、ヤバっと焦った時に「自分は90歳のおばあちゃんだ」と思い込んで、小さなこだわりを手放すマジックです。

道具もコツもいらなくて、お金もかからず、思い立ったらすぐに試せるのですが、なぜだかイライラが減る、私にとっては効果抜群の不思議なマジックです。

心に余裕が消えてしまいそうな時、
「自分がもし、さまざまな歴史も、人生の酸いも甘いも経験している90歳だったら…」
「もし子育てを終えたおばあちゃんだったら…」

と思うと、何故だか急に小さなこだわりがばかばかしくなってきて、うまくいかない時も「こんな時もある」と思えたり、「良い時ばかりじゃなくて当たり前だよな」と思えたり。

家事に仕事に子育てに…といっぱいいっぱいになりそうなときも、「全部急いで済ませずに、ゆっくりと、でも確実に目の前のことをしっかりやろう…」と思えたりします。

だから、
朝から子供がパンツを頭に履いているときも、
着替え始めて30分たってもパンツ一丁なときも、
ねぇママ見てみてを100万回言われて何も進まない時も
毎日の献立で品数を揃えられないときも、
部屋が散らかっているときも…
炊いたはずのお米が炊けてなくても…
「私はおばあちゃん」と思って、一呼吸おいてから、ゆっくりと話し出したり動き出したりするだけで、

なんだか急に、子どものおったまげ行動も、終わりのない「もっともっと」も愛おしく思えたり、毎日続く家事も、明日に続く積み重ねのように思えたりします。

何の科学的根拠もないことを紹介してしまってすみません。
いつか素敵なおばあちゃんになれるようにという願いをこめつつ、こっそりとご紹介します。


計算中