きのこを楽に美味しく食べたい!知らなきゃ損かも、おいしい食べ方、使い方!おいしい料理をもっと簡単に、シンプルに!
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こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。
みなさん「きのこ」は食べますか?
しいたけ、しめじ、エリンギ、えのき…色々なきのこがありますね。
実は私は小さなころはあまり得意ではなかったのですが、おいしく調理するコツを知ってから、大大大好きになりました!
低エネルギーで食物繊維も豊富なきのこ。大人も子供もぜひ積極的に取り入れたいですよね。今日はきのこのおいしい食べ方、使い方を紹介します。
きのこは手でさいて、いじらず強火で!
私のきのこへの苦手意識をなくしてくれたのは、「こんがり焼けたきのこ」でした。本当に時間がなかった日に、副菜を作る時間がなく、まな板をだすのも面倒で、きのこ類をひたすら手で裂いて耐熱皿に並べ、魚焼きグリルで焼いたことがあったのです。
手抜き料理でごめん!と言いながら食べたきのこは、水分が出てしまうこともなく、こんがりふっくら焼けていて意外なおいしさ!ジュっとお醤油をかけただけなのに、ただただ美味しくて「今まで食べたきのこは一体なんだったんだー!」と思いました。
どうやらきのこは「強火で時間をかけずにしっかり焼く」とおいしいようで、刃物で切るよりも手で裂いたほうが断面に凹凸ができ、こんがり焼けやすい&お醤油の染み方も良いようでした。
きのこを買ったらすぐにすること3ステップ!
その日から、きのこが安く売られていたりするとまとめ買いをするようになったのですが、きのこはすぐに鮮度が落ちてしまって日持ちをする野菜ではありませんよね。でも、比較的価格が安定していて、ヘルシーなきのこは主婦としては上手に活用したいところ。
そこで私がきのこを買ったらすぐにしている3ステップをご紹介します。
1.汚れはこう落とす!水洗いはなるべく避けて!
きのこは水気に弱い野菜。できるだけ水洗いは避け、汚れは濡らした布巾かキッチンぺーパーでふくか、軽くたたいてほこりを落とすという方法が良いようです。一般的に市販されているきのこは人工栽培が多いのですが、土で育てられたきのこなど、どうしても汚れが気になる場合はさっと水洗いしてすぐに拭きとったり、洗ったらできるだけ早く使うといいそうです。
2.きのこは手でさく!
きのこは手で裂き、できるだけ刃物を使わないほうが断面が広くなり凹凸もでき、香りを感じやすく、味付けも染みやすくなるようです。刃物は石づきを落とす時のみ使うこと。ちなみに「石づき」ですが、石づきというのは軸の根元にある黒い部分のこと。石づきと一緒に軸も切りおとしてしまうことがあるかもしれませんが、軸は旨味や香りが強い部分なので、揚げたり焼いたりするとおいしく食べられます!
3.さいたきのこはすぐお世話!
裂いたきのこは、おいしいうちにすぐ手をかけてあげましょう!
私は「こんがり焼く」「干す」「冷凍する」のどれかをするようにしています。
フライパンに少量の油を熱し、さいたきのこを広げて極力いじらずに焼き付ければ、水分がほどよく飛んで保存しやすい状態になります。焼いたきのこはそのまま食べても、サラダに乗せてもおいしいですし、オイルに浸したり、めんつゆに浸したりすれば冷蔵庫で3~4日持つのでパスタにしたり付け合わせにしたり重宝します!
また、干して乾燥させれば栄養価も旨味もアップするので干すのもおすすめ。実は保存せずにすぐに使う場合も、1~2時間日に当ててから使うと、ぐんとおいしくなるんです。
また、冷凍えのきが一時期ブームになりましたが、冷凍するのもおすすめです。割いた状態で冷凍しておけばいつでも使えて便利ですし、細胞膜が壊れて旨味が増えるとも言われているので一石二鳥ですよね!
こんがりきのこはこう食べよう。
3種類の保存方法をご紹介しましたが、やっぱり私の一押しは「こんがり焼く」こと!
こんがり焼いて、オイルに浸したきのこは塩をぱらっと振ってそのまま食べてもおいしいですし、パスタを茹でればすぐにおいしいきのこパスタに。
炒め物にきのこを入れる場合も、他の食材を炒め終えた後に焼いたきのこを加えれば、最初から他の食材と一緒に炒めるよりも水分がでにくく美味しく仕上がるように思います。
めんつゆなどに浸したきのこは、素麺などの付け合わせにもできますし、こんがり焼いた豚肉などと合わせてもおいしいです。
低エネルギーで食物繊維、うまみのもとになるアミノ酸も豊富で免疫力を高める作用も期待できるといわれているきのこ。ぜひ上手に毎日の食卓へ取り入れてみてください!