卵と砂糖があったなら!おやつ作りのハードルを下げてみた。気軽にさくっとざっくり作るおうちおやつ。
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こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。
皆さんお菓子作りやパン作りはしますか?
私は大の苦手です…。
ずっと憧れてはいるのですが、正確な計量や温度や湿度の扱いが苦手で、もう諦めました。笑
でも、おやつづくりは大好きです!食事と食事の間に食べる間食として、おにぎりや焼き芋の延長にあるようなものをつくるのは大好きなんです。
冷蔵庫のありあわせでお夕飯を作るような感覚でつくるからお店に並ぶような味ではないけれど、出来立てを食べられるのがうれしくて。
きっとお菓子作りが得意な方が見たら「あららら…」と思うような作り方かもしれませんが、勇気を出して今日は我が家の「おやつ」のレシピをご紹介します。
卵と砂糖があったなら。
今回ご紹介するレシピは、「卵と砂糖があったなら」ということで、卵と砂糖に何かを足してつくるおやつを集めてみました。お砂糖や油の量をできるだけ控えめにしているので、お店や市販のお菓子よりも素朴な味かもしれません。
少しぼそぼそしていたり、甘さが足りなかったりするかもしれませんが、自分が作ったものって素朴でおいしいな、焼いている間はいい香りがするな、出来立てってこんなに美味しいんだな。そんな気分を味わうためのレシピです。
【卵と砂糖があったなら】+牛乳で!とろーりプリンをつくろう。
オーブンを使わずに作って、すくって食べる、とろーりプリンです。
【材料】直径8㎝×深さ5㎝のプリン型2つ分
卵 1個
砂糖 30g
牛乳 150ml
(カラメル用)
砂糖 大さじ2
水 大さじ1
お湯 大匙1
【作り方】
1.型に油(分量外)を塗る。
2.小さな鍋にカラメル用の砂糖と水を入れ、中火にかける。茶色く色づき、泡が細かくなったら火を止め、お湯を加えてなじませカラメルを作る。
3.カラメルを型に入れておく。
4.卵、砂糖、牛乳をまぜて、2回濾す。
5.4を濾しながら型に入れてアルミホイルで蓋をする。
6.鍋に2㎝程度水をはって火にかける。沸騰したら弱火にする。
7.5を鍋に入れて蓋をし、弱火で煮立たせずに13分程加熱する。
【卵と砂糖があったなら】+小麦粉とバターで!クッキーを焼こう。
【材料】
卵 1個
砂糖 50g
小麦粉 200g
バター 80g
【作り方】
1.ボウルにバターを入れ、ふわふわになるまで泡だて器で混ぜる。
2.別のボウルに卵と砂糖を入れ、馴染むまで混ぜる。
3.1のバターに2を少量ずついれ、都度よくまぜてなじませる。
4.3に小麦粉をふるい入れ、さっくりと混ぜる。
5. 少し大きめのビニール袋に入れてまとめ、袋の中で4㎜くらいの薄さに伸ばし、冷蔵庫で1時間程度休ませる。
6.オーブンを170℃に予熱する。
7.型抜きをして並べ、18~20分程度焼く。
卵、砂糖、牛乳、バター、小麦粉を使って色々作ろう。
パンケーキを作ろう。
【材料】
卵 1個
砂糖 20g
牛乳 100ml
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 大さじ1/2
【作り方】
1.ボウルに卵と砂糖を入れ、良く混ぜる。
2.牛乳を加えてなじむまで混ぜる。
3.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、馴染ませる。
4.フライパンを熱し3を流し入れる。弱めの中火で熱し、表面がふつふつしたら裏返し火を通す。
マフィンを作ろう。
【材料】直径8㎝×深さ5㎝の型2個分
卵 1個
砂糖 50g
牛乳 50ml
バター 30g~50g(30gだとさっぱり、50ℊだとしっとり)
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
【作り方】
1.バターを湯煎し溶かす。
2.オーブンを180℃に予熱する。
3.ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜ、バターを加えてさらにまぜてなじませる。
4.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、さっくりとまぜる。
5.型に入れて25分焼く。
蒸しパンつくろう。
【材料】直径8㎝×深さ5㎝のプリン型2個分
卵 1個
砂糖 30g
牛乳 50ml
小麦粉 80g
ベーキングパウダー 小さじ1
油(サラダ油や太白胡麻油など香りの無い物)大さじ1
【作り方】
1.ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜ、牛乳を加えてさらに混ぜてなじませる。
2.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、さっくりと混ぜる。
3.油を加えてなじませる。
4.蒸気が出た状態から25分程蒸す。
子どもにも作れる簡単おやつ。
実は今回ご紹介したレシピは自粛期間中のおうち時間で作ったものです。
ずっと家族でべったりだった期間。
親に干渉されずに一人で没頭できる時間を子供に過ごしてほしいと思った時に、もともとお菓子作りに興味のある娘にとって、一番良さそうだなーと思ったのがおやつ作りでした。
とはいえ無理にやらせても意味がないので、おもむろに材料と作り方をひらがなでメモした紙を冷蔵庫に貼っておいたら、数時間後に見事ヒット。笑
「なにこれ?つくってみたいかもー」の言葉に心の中でガッツポーズをしました。笑
美味しく出来る日も、なんだこりゃ?な日もありましたが、バターがない日はサラダ油にしてみたり、牛乳がない日は豆乳にしてみたり、砂糖を蜂蜜に代えてみたり…と子供なりにいろいろと工夫をして、その結果がすぐに出るので、実験のようで面白かったようです。
私も子どもが何かに没頭する姿を見るのはなんとなく心地よかったし、できたておやつは食べられるし、基本的に任せてみてわからないところだけ聞きに来てもらうという距離感が程よくて色々な意味で美味しい時間を過ごすことができました。
子どもの年齢やおやつ作りへの興味の度合いによって大人の関わり方は変わってくるかもしれませんが、失敗も楽しめるような気軽なおやつづくり、ちょっとおすすめです。
記事を書いたのは…apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。