おにぎり＆味噌汁が最強！日本の食卓の包容力が想像以上で感動した話。

こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。

家庭料理をこよなく愛する私…ではありますが、怒涛の食事作りが続いた自粛期間を経て、ごはんを作ることはおろか食べることすら心底面倒に思ったことがありました。（今も毎朝布団で「もうお弁当も朝御飯も無理」と思っていますが…）

それ以来、お料理をしたくない時は問答無用で朝昼晩問わず「おにぎりと味噌汁」の組み合わせにする！と決めてみたら気持ちが楽になり、沢山良いことがありました！

今日はおにぎりと味噌汁の組み合わせをつくるようになって良かったことをご紹介したいと思います。

おにぎりと味噌汁の寛容さが感動的！

おにぎりと味噌汁の組合わせに一番感動したこと、それは懐の深さ。基本的に何を合わせても必ずきちんとおいしくなるんです。

どんな野菜も、肉も魚も乾物もおいしく受け止めてくれる味噌汁。前日のポトフや鍋をアレンジしてもおいしく、作りすぎた常備菜を具にしても形になり、だしが無くても納豆やめかぶや梅干を味噌と一緒にお湯でとけば立派な味噌汁になります。

塩で握るだけでごちそうになるおにぎり。王道の具材以外にも、餃子や天ぷらやソーセージや卵焼きや缶詰など奇抜な具材でも大体おいしくなるんです。

決まりを気にせず自由に作ることができると思うと急に楽しくなってきませんか。

楽だし便利！家族分つくるならおにぎりがおすすめ！

「ごはん」ではなくて「おにぎり」にした理由は4つ。

1．子供でも食べやすい！

おにぎりは食べこぼしが少なくとても楽。我が家の場合はお茶碗のごはんよりもおにぎりのほうが子供の食べっぷりが良いのも魅力の一つ。

2．味噌汁に入りきらない食材を具にできる！

味噌汁にたんぱく質を入れられなかったときは鮭やしらすなどを、野菜を入れられなかったときはかぶの葉などをおにぎりの具にしています。おかずのひとつとして用意するよりも皿数が少なくて済むし、子どももごはんとおかずをバランスよく食べてくれるので助かっています。

3．茶碗よりも平皿のほうがかさばらず食洗器に入れやすい！

我が家は食洗機を使っているのですが、茶碗って意外とスペースを取る気がするんです…。家族分汁椀と茶碗があると、洗いたい食器を全部入れるのに配置をやりくりしなければならずにストレスなので、平皿に盛りつけることができるおにぎりはすごく助かるんです…。

4．冷凍保存したものを解凍してそのまま出せる！

炊き込みご飯やじゃこにぎりなど、おかずといっしょになったおにぎりを一度にたくさん作って冷凍しておけば、解凍して出すだけで簡単。

味噌汁の具はちょこちょこためておくと楽！

おにぎりと味噌汁にはまって、今では平日の朝御飯はほぼ毎日おにぎり＆味噌汁を食べるようになりました。（Instagramで毎日の朝御飯を投稿しています。）

夕飯をつくる時ついでに味噌汁用の食材を切っておくと翌朝とても楽なので気づいたときはそうしています。

また、冷凍保存が可能なキノコ類はすぐに使える大きさに切って冷凍しておけば、冷凍のまま味噌汁に入れられるのでとても便利です。

困ったときの落とし卵！

最後にご紹介したいのが、秘技(？)「落とし卵」。

冷蔵庫のあまり野菜をとにかく片っ端から具にして入れて、最後に卵を割り入れれば味噌汁だけで栄養バランスをとることができます。


朝しっかりと温かいお味噌汁とごはんを食べるようにしてから生活リズムが整ったような気がしています。難しく考えず楽しみながら続けることができるおにぎりとお味噌汁、おすすめです！

記事を書いたのは…apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強＆商品開発をしています。