壁をぶち抜く

DIYリノベーション:狭小住宅の間取り変更「子ども部屋をつくりたい!」

2024/06/26
  • 美大卒のやりくりママ。関東在住・男女2児と夫の4人家族。55平米の狭小中古一戸建てをDIY中。もっと見る>>

皆さまこんにちは、神奈川県在住のSTYLEライターの堀江麻衣です。

我が家は15坪の土地に建つ55㎡の狭小一戸建てなのですが、「どうしても子ども部屋を作りたい!」と、1年以上かけて「自分たちで家の間取りを変更する:DIYリノベーション」に取り組んでいます。

本日の記事は、この「DIYリノベーション」について書かせていただきます。

格安物件をリノベーション

我が家は築27年の中古の2階建て(購入当初は築19年)で、購入価格は1200万円でした。
駐車場が無いことがネックでなかなか売れず、値段を下げたところを見つけたお得物件でした。

8年前に購入した際も、壁の黒ずみや部屋の狭さを解消するために、親族の手を借りてDIYリノベーションを行っています。

珪藻土の壁塗り
珪藻土を使ってレンガ風の壁作り
和室を洋室へ
父に教わりながら畳をフローリングに貼り換え

格安物件を購入し、業者に頼まずにDIYリノベーションを行ったことで、月々の住居費(住宅ローン+固定資産税の月割り)は3万円台に抑えられています。

間取りは1SDK(1部屋+納戸+ダイニングキッチン)で、2階には寝室1部屋と、採光などの関係で納戸扱いの4.3畳の部屋があります。

この春、息子が中学生、娘が小学生へと進学するにあたり、子ども部屋をつくりたいという希望が出てきました。
男女それぞれ別の部屋にしたかったので、親の寝室+子ども部屋2つが必要です。

2つしかない部屋をどうやって3つにするか…費用を安く抑えるために、8年前と同じく「DIYリノベーション」を行うことにしました。

間取り変更のプランを考える

間取り変更プラン

上の間取り図が、もともとの我が家の2階の形だったのですが、これを3つにどう分割するか、夫としばらく意見を出し合いました。

3つに分ける際に注意しなければならないのが、窓の位置や、構造上抜くことができない柱や筋交い、既存のエアコンの位置などです。

間取り変更プラン2

上の図の赤や青の矢印が、窓や筋交いなど、部屋を分割する際に注意しなければならない箇所です。

この位置を避けながら、できるだけ平等に部屋を3つに分けることを夫と相談して、以下の間取り変更プランが出来上がりました。

間取り変更プラン3

既存の壁をぶち抜き、赤いラインで新たに壁をたて、青い矢印のところにドアを取り付ける計画です。

3つの部屋のうち、誰がどこを使うか…という話し合いもすんなり決まり、いざ、「2部屋を3部屋に分けるDIYリノベーション」スタートです!

次回から、具体的にどのようにDIYリノベーションを進めたのか、書かせていただきます。
またご訪問いただければ嬉しいです!

この記事を書いたのは・・・堀江麻衣
55㎡の狭小中古1戸建てをDIYしながら暮らす2児の母。「片付けの伝道師:安東英子先生」認定の美しい暮らしの空間アドバイザー。多摩美術大学で陶芸を4年間専攻。美大卒業後は、12年間学習塾で英語と国語を教えていました。

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