嘘でしょ?!エコバッグはエコじゃないって本当?

2020/06/16
  • 元ブラック家計。年間貯金0円から家計を立て直し年間貯金100万円を達成。小学生3人の母。もっと見る>>

こんにちは。小学生3人の母、5人家族、食費は月4万円!の予算が、コロナを境にどうしようもなくなっているサンキュSTYLEライターのoshimiです。

さて、スーパーに行くといよいよだなと最近実感してきました。

7月より全小売店に義務付けられるレジ袋有料化。

近隣のスーパーでは、もう何年も前からレジ袋が有料のところや、レジ袋を辞退するとお会計から2円引きとかポイント加算とかっていう取り組みをほぼすべての店が何かしらしていたので、私もようやくスーパーに行くときにはエコバッグを持つということが習慣化されてきましたけど、これは慣れないうちは忘れるのよね~。
未だに買い物中に、はっ!袋忘れた!と思った時の悔しさったらない。

そんなわけで、レジ袋有料化までもう半月くらいなんですが、スーパーで買い物する用の大きなものは持っているけど、ちょっと買いの大きさのエコバッグがないな~と思ってネットで検索していたら「エコバッグは本当にエコなのか」なんていうワードがでてきてびっくり。

え?!なんでエコじゃないの?
エコバッグって言ってるくせに!?

海洋プラゴミは自分のせいじゃないって思ってませんか?

エコバッグ云々の前にまず知ってほしいこと。
これが現在世界的に問題視されている、プラスチックゴミ。
この問題がとっても深刻で。
海洋プラゴミっていうワードは皆さんも1度は聞いたことがあるのでは。

脱プラなんてのも最近はよく聞くし、お店のストローも紙のものになっているものもありますよね。
ウミガメの鼻にプラスチックストローが詰まってしまっている映像は私もニュースで見て、胸が痛みました。
でも正直私、あの紙のストローがめっちゃ苦手で・・・なんかね、なんかすっごく持ち悪くて。だからストローも何も使わずそのまま飲んでる。ミスドのタピオカ。もうがぶ飲み。

今回有料化となるビニール袋でいうと、タイの海岸に打ち上げられたクジラの胃の中から80枚あまりのプラスチック製の袋が見つかったんだそうです。

このプラスチック製品というものは、環境の中で自然に分解されることは絶対になくて、半永久的にたまり続けると言われているんです。

このままだと、世界の海には泳ぐ魚の数よりもプラゴミの方が多くなっていってしまうと懸念されているんですよ。お、お、恐ろしすぎる。

いや、でも実感湧かないっていう意見もありますよね。
だって日本じゃない国のことを言われているわけだし。
でも違うの。聞いて聞いて、本当びっくり。
日本はプラスチック容器包装排気量世界2位なんですってよ。
日本は自国で出たプラゴミを発展途上国に海外輸出していて、そこでリサイクルできずにごみとなったものが海へと流れてしまっている現実。

そう、日本に住み分別もして環境のことを考えているつもりだった私たちが、まさに当事者だったなんて、知らなかった。すっごいショック。涙
私たち人間のせいで苦しんでいる生き物や、温暖化で最近おかしくなりまくりの異常気象を前に私は、このままじゃ本当にマズイよねと結構本気で思ってます。

で、どうにかプラスチック製品を減らせないかという取り組みの中で、今回レジ袋有料化を義務付けたり再生可能な素材への代替えを進めたりして使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%抑制する!という目標を日本はいま掲げているんだそう。

そこで皆さんがきっと購入するであろう「エコバッグ」
これがエコじゃないかもしれない事実に、もう頭がおかしくなりそう。



「エコバッグ」がエコじゃない?!

エコじゃないならそのまんまレジ袋をもらった方がいいんじゃないの?ってことになっちゃうんだけど、違うんです。
この、「エコバッグをエコじゃなくしてしまう」のは私たちのエコバッグの選び方と使い方にあります。

まず、なんでエコバッグがエコじゃないと言われてしまうかという理由のひとつに「CO2の排出の問題」があるとされているそうです。

そう、例えばエコバッグ1つ作るのにレジ袋200枚分のCO2を排出してしまっているとしたら。

環境のためと思って選ぶそのエコバッグを作るのに、地球に対してどの程度の負担とコストがかかってしまうのかということも考えていくべきということ。
だからこそ、デザインや安さだけで選んで使ってダメにして、また新しいものを買ってという事を繰り返してしまっていたら、それは結果的に、エコじゃなくなっちゃうってことよね。

じゃあ私たちは今、何を選ぶ?

環境に配慮されたエコバッグがあります

例えば私が現在使っているのはセブン&アイとマーナが共同開発した「シュパット」

これね、エコバッグなんてさ、今や100円でも買えたりするのに値段がすっごく高くて。
なんでこんなに高いのよ??と不思議でしょうがなかったんだけど。
元々、イトーヨーカドーって環境問題に配慮している面が前からあって、レジ袋有料化もすっごく早かったんですよ。
で、この商品は「シュパット」商品の中でも初めて、使用済みペットボトル等の廃プラスチックを主原料とする再生ポリエステルの生地が採用されているんだそう。

私、これを購入した時って、そこまで深くは考えてなくて、いつも店舗前のリサイクルに出しているペットボトルがこんな形でリユースされるのが嬉しいなって思いだけで購入したんだけど(そして値段に白目を剥いたレジ前)

セブン&アイグループのグリーンチャレンジ2050の環境宣言、「資源の節約や再利用等、環境負荷の低減に取り組み持続可能な社会の実現を目指す」という言葉には今になって結構胸打たれ。

これを選んでよかったなって思ってる。

使いやすさはシュパットそのまんま!

シュパットって、以前テレビで取り上げてるのも見たけど、風呂敷みたいな感じで使いやすい。

これは、レジのかごにもセットできるからお会計後そのまんま持ち帰れるのも利点なんですが、私は1週間分まとめ買いでかご2つ分くらい購入しちゃうのでその利点は未だ生かせず。

めっちゃ入りますよ。
今日こそちぎれんじゃないかと心配になるほど。苦笑
でも、まだ全然無傷!

使用後は、両端を引っ張ったらしゅぱっと勝手にこの形に畳まれて。

くるくるっと折りたたんだらコンパクト。

これが私の普段のまとめ買いスーパー用エコバッグです。

ちょこっと買いにはネットエコバッグ

ちょこっと買い用に購入したのがtwotreesの「オーガニックコットンネットエコバッグ」

軽いしコンパクトなのに重さ約15キロまで耐えられるんですと!

開いたらこんな感じですよ。

食品だけじゃなく、日用品や洋服なんかを購入したときにも使いやすそうなもので、
エコバッグなんです私!みたいな雰囲気のない、エコバッグ感が薄いのも選んだポイント。

twotreesも、環境に配慮されたアイテムを扱うオンラインストアです。

大切に使うこともひとつ

私、ほんっとうに忘れっぽいからありとあらゆるカバンにエコバッグが待機してて。

もうひとつがまたミニサイズのコチラ。「クルリトマルシェバッグ」

基本的に、シュパットがいつもカバンに入ってるんですが、100均でカバンには突っ込めないサイズのもので、まだ他の店舗を見たいのに1つだけ物を購入したとき!とかにあんなでっかいエコバッグを開くのには躊躇しちゃうんで。

使いやすそうなこちらも私の相棒。

例えばデザインがこっちの方がかわいいから!とかじゃなくて、1つ1つのものを大事に使い続けていく方が、何を使うのかというよりも大事なことかもしれません。

そして、あわよくば買い物が減ることも期待

こんな感じで、私はエコバッグを選んでこれからも使っていくつもりなんですが、
この勢いに乗って、「あ!エコバッグ忘れたからこれはまた今度にしよう」
という思いから、買い物の回数が減って、家計も潤ったらいいなとひとり思ってます。

たかがエコバッグ、されどエコバッグ!
皆さんもお気に入りの素敵なものに出会えますように!

そして少しでも、環境保全に貢献できますように。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターoshimi
パートで働く、小学生3人の母。主婦歴11年。その半分を散財赤字家計で過ごし貯金はゼロ!と胸を張っていた時代から、ようやく貯金に目覚め現在は我が家なりの心の満足度を高めていける心地よい暮らしを模索中。

計算中