【お弁当】誰がためのお弁当?

2021/05/25
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!styleライターゆずうさぎです。
私は18歳の時、大学進学のために親元を離れ一人暮らしをするようになりました。その頃から食費を節約するためにお弁当を作っておりました(学生なんてそんなものです(笑))
その後、就職をし結婚をし子供を産んで子育てをして…その間比較的ずっと自分のためでもあり家族のためでもありでお弁当を作っていました。
実はもう20年近くお弁当を作っている私。
そんな私が最近思っていることを書きたいと思います。

幼稚園時代のお弁当

私はとても子供たちが小さい頃からお弁当を作っていました。
主人がとても忙しい人で、ほとんど休みがなく出かけることができなくて近所の公園にお弁当を持って遊びに行くということが定番になっていたからです。
それはそれでいい思い出です(余談)
だから、子供が幼稚園に上がるときにお弁当を作ることが苦痛になることはなかったです(第一子が幼稚園に入った時点でお弁当歴10年くらいだった)。
なんか…頑張って可愛くしようとしている節は見られますが、私には映えるものを作るセンスが皆無なので(この鳥はいったい何だろう…と疑問に思いながら画像をアップしています(笑))本当にただの自己満なお弁当です(子供が喜んでくれていたことが救い)


小学校から中学校時代のお弁当

我が家の子供たちは、本当に小さい頃からよく食べる子たちで(第一子からそうだったため、これが普通だと思っていましたが…年々ママ友と話すと我が家は大食い家族なんだということに気づかされる)段々と可愛さよりも量を求めるようになってきました。

男子弁当全開です(笑)

ただ…その時はお弁当を作ることに必死で気づかなかったんですが、SNSなどでお弁当をアップしていたこともあってちょっとだけ自分のためにお弁当を作っていたような気がします。

どんな時でもお弁当を作っている母を「すごい」「えらい」と思ってほしい…とかね。

もちろん、お弁当を作れば経済的に助かるというのも理由の一つだし、やっぱり育ち盛りだし栄養のバランスも…と考えていたのは事実。

でも、何となく…「ちょっと頑張ってる私を見て」という気持ちはあったような気がします。

それもまた思い出です。

高校時代から現在のお弁当

最近、第三子に作ったお弁当です。
三子はとても食べ盛りで、かつ体を動かす授業が普通科よりも多い学校に通っています。本人に聞いたらお弁当だけでは足りないということでお弁当+おにぎり等を持っていくことが多いです。

またお弁当も野菜少なめ肉多めですね(笑)

実は生まれつきに不器用な子なので(発達性協調運動障害というものです)、こぼさないようになるべくウインナーやミートボールなどつかみやすいものを入れています。
高校生になるころには、本当にいろいろなことができるようになってきたのですが、なるべく美味しく楽に食べられるようにしています。

こちらは第一子のバイト用のお弁当です。
炭水化物祭りです。
大学生のバイト先は肉体労働であり、ひたすらお腹がすくそうです。
こちらもまた、休憩中に食べるものなので簡単に食べられるものをリクエストされています。
親としてはやっぱり野菜を入れたい気がするのですが、バイト先の弁当で野菜を取らなくても朝夕のごはんで取ればいいかと思うようになりました。

以前何かで書いた気もするのですが、私はお弁当は子供へのラブレターだと思っています。
だって作るのめんどくさいですもん。愛情ないとできません(笑)

せっかくなので、作る相手に(私の場合は子供に)何が食べたいかを聞いて、それに応えてあげる方が気持ちが伝わるかな…と思うようになりました。
お弁当は栄養を取るだけでなく学校やら仕事先での楽しみの一つだと思ってます(少なくとも私はそうでした)。だから、栄養より開けた時の楽しみを取ろうかな…と考えるようになりました。
子供たちが大きくなって、そんな風に考えられるようになったのかもしれません。

少なくとも私にとって、今作っているお弁当は完全に食べる人のものです。
この考え方が正しいか正しくないかはわかりませんが、この信念をもとにあと何年間か映えないお弁当を作っていきたいと思います
…少なくとも、あと6年はお弁当を作る予定です(笑)

■この記事を書いたのはサンキュ!styleライターゆずうさぎ
元サンキュトップブロガー。小学生から大学生まで三男一女の4人の子供を育てる母。
18歳で親元を離れたことをきっかけに、お弁当と作るようになりました。気づけば約20年自分のためや家族のためにお弁当を作り続けています。

インスタグラムには普通の主婦の毎日のお弁当などを載せています。よかったらご覧ください。

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