親が病気になるということ

2021/10/08
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュstyleライターゆずうさぎです。
この記事を書くかどうかはとても迷いました。
そして今も迷ってます。
決して明るい話ではありません。暗い話は嫌な方は今回はスルーしていただければと思います。

それは、突然のことだった

主人も私も親元から離れていて、特にコロナ禍でなかなか会えない日々を送っていました。
今でこそ、ワクチン接種も進んでいますが、最初のころは持病のある父のことを考えて本当に会いに行きませんでした。
やっと両親のワクチン接種が終わり、私たち家族の順番かなーと話していたころ、、、

主人の母の病気が発覚しました。

5年以上前に私の母も大きな病気になりました。
主人の母も部位は違いますが、同じ病気でした。

なんでまた!

なんでまた我が家ばかり!!!

…そんなことないんでしょうけど、当時の私の気持ちをそのまま書きました。

電話が終わって、どうしたらいいかわからず呆然としました。

子どもに伝える

私は、結婚して20年以上経ちます。
つまり、主人のご両親の娘になって20年以上経ちます。

主人のご両親は、本当にやさしくて適度な距離を取ってくれて明るい人見知りの私には本当にありがたい存在でした。

子供たちのこともとても可愛がってくれて素敵な祖父母です。

子供たちも、おじいちゃん・おばあちゃんのことが大好きです。

彼らに伝えるかどうかは本当に迷いました。

彼らは、私の母が病気になった時のことは覚えています(幼稚園年長~小学校高学年だったので記憶に残っています)。

上の三人は高校生と大学生。

隠すこともごまかすこともできませんでした。

三人とも黙って聞いていました。

ただ、私が淡々と話して皆うなずいていました。

末っ子は、特におばあちゃんに可愛がられてます。
おばあちゃんに、卵焼きの焼き方をはじめ色々なお料理を教えてもらったり、折り紙を教えてもらったりしていました。

娘には最初、どうしても伝えられなくてごまかしました。

娘に

「おばあちゃん、癌じゃないよね?」

と真っ直ぐな目で聞かれたとき、胸に針が何本も刺さったような息ができないようなそんな状態になりました。

結局、何度か主人の両親に会いに行ったときに、娘が周りの大人の話を聞いてしまったので事実を伝えました。

本人がどうしたいか

大病を患うと、今後の方針が話し合われます。

どうやって決めるのが正しいのでしょうか?

私には答えはわかりませんが、私たちはご本人がどうしたいかを選択してもらいました。

もちろんね…私たち全員望みがあるなら少しでも治療してほしいと思いますよ。本当に…。
いや…なくてもね、あきらめないでほしいと思うし自分たちの気持ちを伝えました。

でもね、強要はできないんです。

アドバイスはできますし、選択肢を示すことはできます。

でもね、決めるのは本人なんです。

母はどうするかを自分で決めました。

私たちは、従うしかありません。

母の思うがままに過ごしてもらってます。

伝えたいこと

※写真は、料理ができなくなった母の代わりに父に差し入れているお弁当です。

計算中

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