【日常】母、旅に出る。
サンキュ!styleライターゆずうさぎです。
皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
私は、今回約20年ぶりに一人で旅に出ました。
実は、両親の元へ里帰りしたのです。
昨年、私は義母を亡くしました。
数年前からコロナが流行りだし、年齢が高い両親たちに会いに行くのを躊躇するようになりました。
「いつか行こう」「また、落ち着いたら会いに行こう」
こんな言葉を何度言ったことでしょう。
義母の病気が発覚して、それからはあっという間でした。
その時に、「いつかは来ないかもしれない」ということを痛感しました。
そんな理由で、今回思い切って一人で里帰りすることを両親と私の家族に言ってみました。
両親はとても喜んでくれて、家族は快諾してくれました。
拍子抜けです。…結構、意を決してたのに(笑)
それだけ、子供が大きくなったのかもしれません。
母が出かける準備
ゴールデンウィーク初日。
夫は仕事でした。
授業がある大学生もいましたし、皆が連休というわけではないんですね(笑)
準備として、とりあえず初日の昼ご飯と夕飯の材料は買っておきました。
(夕飯は子供たちがカレーを作ったそうです。)
自分の用意はやはりギリギリになってしまい…前日の夜までごそごそ動いていました。
出発~妹に会う(1日目)
家族には
「何泊する気なの??」と言われるくらいの荷物の量になりました。
心配性発動ですね(旅行慣れしていない…ともいう)。
ウォレットバッグに、貴重品を入れて席から離れても大丈夫なようにしていましたが…
一度も席から離れることなく、目的地に到着しました(笑)
両親の元に着き、元気そうな姿を見て安心しました。
その後、こちらも2~3年ぶりに妹に会いました。
妹も遠方に住んでいて、やはりなかなか会えず。この数年間、一度も会ってなかった甥と姪に身長を抜かれてしまっていてびっくりしました。
そして、思春期の甥っ子にちょっと素っ気なくされてしまいました(かわいい!!)
数年ぶりとは思えないくらい、話は盛り上がり一日目を終えました。
ピーターラビット展と両親の手料理(2日目)
二日目の朝は、母の手作りの朝ご飯をいただきました。
母の味だなーと思い、懐かしくなりました。
その後、世田谷美術館で行われている『出版120周年 ピーターラビット展』へ行きました。
アラフィフになり、美術間や展覧会に行くことが好きになりました。
今回は、ピーターラビット展に行ってきました(うさぎを長年飼っているので、ピーターラビットも大好きです)。
ところどころ、フォトスポットもあります。
絵本の世界や、作者のことを知れてとても素敵な時間を過ごせました。
お土産も買えました。
≪出版120周年 ピーターラビット展≫
2022.3.26~2022.6.19
世田谷美術館にて
開館時間 10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日 毎週月曜日(ただし、5月2日は開館)
観覧料 一般 1,600円
65歳以上 1,300円
大高生 800円
中小生 500円
※障がい者の方は500円。ただし、小中高大生の障がい者の方は無料。介助者(当該障がい者1名につき1名)は無料。
※各種手帳をお持ちの方はいずれも証明できるものをご提示ください。
※会期中の土日、祝休日および5月2日は日時指定制。
詳しくは公式サイトをご覧くださいね。
ご興味のある方は、ぜひ行ってみてください。
夕飯は、父が作ってくれました。
リタイヤして、少し料理をするようになったそうです(父の作った料理を始めて食べました)。
とても美味しくて、感動しました。
結婚して子供を産んで20年以上経ち、こんなにのんびりをしたのは初めてかもしれないな…とほんのり思いました。
散歩~帰宅(3日目)
天気はイマイチでしたが、両親と散歩をしました。
気を抜くとおセンチな気持ちになりそうなので、できるだけ明るく『日常』であることに努めました。
その後は、帰路につきました。
大したことはしていませんが、とても充実していました。
子どもが大きくなって、自分の時間が持てるようになりました。
年齢もあり(笑)、情勢もあり遠くへ行ったりアグレッシブなことはできませんが、のんびりとした時間を過ごすことができるようになりました。
子育てをしていると、ずっとこんなバタバタとした時間が続くのかなーと思っていましたが、そうでもないようです。
それは少し寂しい気持ちにもなるのですが。
子育て時間、一人の時間、その中にいると永遠とその時間が続くように思いますが…そんなことないのかなーと思います。
これからも一日一日を大切に過ごしたいです。
■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
元サンキュトップブロガー。中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。
子供たちが大きくなったので、このほど一人旅をしてきました。