【子育て】塾に行かない子の定期試験の勉強の仕方
サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
昨今、塾に行く子が多いというのに…我が家の末子は塾に行かないそうです(苦笑)
それは、本人の意思なのでしょうがないなーと思っていますが、マイペースな我が子は自学自習で定期試験を乗り切っています。
余談ですが、我が家上の3人の子どもも(上の二人は一瞬塾に通ってみたのですが…)1年ほどでやめてしまい、その後大学に行くまで塾には行きませんでした(苦笑)。子どもには向き不向きがあるようです(笑)。
元塾講師の母が、そんな我が家の子ども達にしている勉強の仕方のアドバイスを書いていこうと思います。
何か参考になれば幸いです。
普段の学習
定期試験で高得点を狙うには、試験前だけではなく普段の勉強がかなり大事になります。
具体的には(学校で許されるのであれば)、学校で使っているドリルなどを使ってその日の復習をしたり、ノートや教科書を読み返してみたりします。
ドリルのない教科は、教科書準拠のドリルやワークを買って勉強していくことをおススメします。
普段から授業内容を確認するようにすると、定期試験前に慌てなくてすみます。特に学校で配られたドリルや、先生の手作りのプリント、学校で使うノートなどを使って勉強をしていくのはかなりおススメです。
テスト1週間前
テスト一週間前には、テスト範囲が配られていると思います。
テスト範囲が配られていた段階で、テストの内容を一度おさらいされていたら進み具合としては順調なのです。でも、中学生はなかなか忙しいので(汗)テスト前までに、範囲を一巡できている人の方が少ないかもしれません(そもそも塾の先取りはそのためにあるのだと思うし)。
テスト前に初めてテスト範囲の復習をする場合は、テスト範囲をドリルなどで復習するときにかなりしっかり読み込んで、ドリルの答えだけでなくその前後をしっかり読み込むようにするといいと思います。
(周囲に迷惑をかけなければ)声に出して問題や答えを読むというのもおススメです。
定期試験は、学校のドリルや教科書準拠の市販のドリルをある程度繰り返しすることで、ある程度の点数は取れると思います。
きちんと段階を踏む
ドリルを解いている時に、「基礎問題」「応用問題」「発展問題」のように段階別になっていることが多いと思います。
この段階を一つ一つ丁寧に踏んでいくことが大切です。基礎問題が理解できていないと、なかなか応用問題は解けません。焦らず基礎をしっかり押さえていくことが大切です。
ドリルを何回しても点数が上がらない子は、丸付けをするだけで満足しているのかもしれません。
解答や解説を読むことが大切なのですが、もし読んでも分からない子は学校の先生や友達に説明をしてもらうのがいいかもしれません。
テストが終わった後の話
テストが終わった後、当然点数で一喜一憂すると思います。
点数よりも、平均点との開きを見てほしいと思います(最近では、平均点を出さないところもありますが…)。
また、(そもそも前回のテストとは内容も難易度も違うと思うので)前回のテストと比べることも余りよくないかもしれません(点数が上がっていれば「頑張ったね」と褒めるのはアリだと思います)。
思ったよりも点数がとれなかった場合、テストを返されたときに先生が解説をしてくれると思うので、しっかりと聞いて実力テストや入試に備えていくといいと思います。
定期テストは、それまでに習ったこと復習するためのテストです。点数よりも、自分がどこが弱かったかを知ってそれをクリアしていくことが大切かなと思います。
勉強は、短期で結果が出てくるとは限らないのでツライことも多いと思いますが、基礎を大切に続けてほしいと思います。
■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。
元塾講師(数学担当)。子ども達は塾に行きたがらず、自学自習で過ごしています。