子どもの勉強法

【子育て】塾に行かない子の市販のドリルの選び方(中学生編)

2023/11/13
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
私は、元塾講師(数学担当)で、今も少しお子様にかかわる仕事をしています。

そんな私の子ども達…塾に行かずに勉強をしています(「塾には行かない。お母さんに教えてもらう」の一点張り…涙)

長子と次子については、それでも割と無理に塾に通わせた時期もあったのですが…結局身に付かず(涙)やっぱり辞めました。

下の子たちは、塾なしです。

そんな我が家の子ども達、当然市販のドリルを使っています(私の塾講師の経験をフル活用しています)。

私のドリルの選び方を書いていこうと思います。

勉強の基本

中学生

勉強の基本は、やはり学校の授業です。
学校で用意されているドリルやワークは比較的標準レベルの問題になっていると思います。それを解いてみて、簡単に感じるなら少し難しい市販のドリル、難しく感じるならもう少し基礎を勉強できるドリルを用意するといいと思います。
中学生になると、勉強が一段と難しくなりますので苦手な物、得意なものが出てくるかもしれません。
教科によって難易度を変えていくのもおススメです。

定期試験の勉強をするなら、まずは学校で用意されたドリル・プリント・ワークなどをしっかりするといいです。
もし、学校からドリル等を用意されていない場合は教科書準拠のドリルやワークを購入して解いていくといいと思います。

勉強が苦手な子の場合

勉強が苦手

英語や数学は積み重ねの教科なので、苦手な子はやはり分からなくなったところまで戻るのが一番だと思います。
数学は、計算が苦手な子は計算ドリルをしてみて、自分がどこでミスをしやすいかをチェックすることをおススメします。計算には個々に間違いやすい癖があります。計算ミスを『凡ミス』という言葉で片付けず、自分が間違いやすい所を意識することで計算が合うようになります。
英語は、単語を覚えているか・文法が分かっているかを確認してみるといいと思います。そのうえで、文法が怪しい場合は文法の基礎を、単語を覚えていない場合は単語を覚えていくことから始めるといいと思います。
(単語テストなど、小さなテストを大切にしてください)

理科や社会は、教科書準拠のドリルで勉強するのがいいと思います。

学校でドリルやワークを配られている場合は、それを繰り返することもおススメです。

勉強が得意な子の場合

子どもの勉強

勉強が得意で、学校の勉強だけでは物足りない子は、少しハイレベルな問題を解いてみるのもおススメです。

問題集によっては、高校入試の問題を集めたものなどもありますので探してみるといいと思います。

その際、解説がしっかりしているものを選ぶといいです。
また、勉強が得意な子は『ハイレベル』『最高水準』『最高レベル』など、タイトルに惹かれがちです。
きちんと本人が中身を見て、問題集を選ぶことをおススメします。

勉強が得意な子は、「できて当たり前」と思われがちで、点数をとってもあまり「褒められる」という経験をしていないことがあります。
だから、検定などを受けてみることもおススメです。
合格をもらったりすると、やっぱりうれしそうです。

あまりおススメしないこと

中学生

私があまりおススメしないことは、ドリルの使いまわしです。
兄姉のドリルを、弟妹に使うことはおススメしません。

なぜなら、学習指導要領が変わった時に対応ができないからです。

例えば、数年前で中学3年生で習っていた『素因数分解』を今は中学1年生で習います。
兄姉のドリルと弟妹の学習内容では、単元がずれるのはよくあることなのです。

また、習う内容が変わることがあります。
例えば、昔は鎌倉幕府が開かれたのは1192年と習っていましたが、今は1185年となっています。

何かが変わってしまった時に、その変化に子どもや親が気づくことができない可能性があるので、一番最新のドリルなどをすることが一番安心できます。

おススメしないこと2つ目は、分厚いドリルを買うことです。

子どもにとってドリルをすべてやり終わると、それなりの達成感があります。
ドリルが分厚くなると、やる気がそがれる子もいます。
なるべく薄いドリルを沢山すると、褒めるタイミングも増えます。

子どもによって得意なことも苦手なことも違いますし、性格なども違います。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。元塾講師(算数・数学担当)で子ども達の勉強は、ほぼ私が見ています。私の経験から、市販のドリルの選び方を書いてみました。

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