【子育て】塾に行かない子の夏休みの過ごし方

2023/07/27
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
我が家の子ども達は塾に行っていません。今時珍しいかなと思います。
そんなわが子が夏休みにどのような毎日を送っているかを書いていきたいと思います。
ちなみに、私は元塾講師で今でも子どもの教育に少し関わっています。
そんな私が一応(笑)監修していて、我が家の子ども達はほぼ塾なしで高校・大学へと進学しています。
各学年によって細かなことは違いますが、ここでは全学年対象に「こういう風に過ごすといいかもよ」ということを提案します。

計画を立てる

学習計画を本人に立ててもらいます。

ポイントとしては
1.3日分だけ立てること(子どもにも、急に予定が入ることがあるので長期の予定を立ててできなかった時の、軌道修正が大変なので。そこで挫折してしまわないように)
2.基本的には、子どもが好きなように立てる(子どもが自分でしようと思っていることに、親が口出しをするとやる気がなくなってしまうので、あくまでも子どもが主体で考える)
3.親は3日経って次の学習計画を立てるときにアドバイスをする(まずは、できているところを褒めてあげて足りない科目を「次はこれをしてみたら?」みたいに少しアドバイスするだけにする)

子ども用のスケジュール帳に書くなど、全体を把握できるようにしておくといいと思います。(お子様自身がスケジュール帳を持っていない場合は、ノートに日付を書いて夏休み終わりに全体を見渡せるようにすると、頑張ったことが明確に見えるのでおススメです。

宿題を大切にする

次はテキストの選び方です。

まずは『学校の宿題』をすることをおススメします。
学校によって(または、学年によって)宿題の量は違いますが、学校の宿題は標準的な難易度の問題になっていると思います。その宿題を使って子どもがこれまでの学習につまづきがないかを確認します。

そこで問題がなければ、本屋さんなどで追加で問題集を買ってもいいかもしれません。

(あくまで算数・数学の場合ですが)
学校の宿題ができていない場合(理解していないと思われる場合)
→夏休みドリルを学年を下げて用意して、どこでつまづいているかを確認する
学校の宿題ができていない場合(理解はしているがケアレスミスが多い)
→本人の学年の夏休みドリルを用意して、どこで間違えるのかを注意しつつ練習をする
(小学生の場合、計算なら繰り上がり繰り下がり、九九が怪しい、通分・約分が怪しい、小数点の移動が怪しいなどがよくあるミスの癖です。中学生なら小学生のミスに加えて符号のミス、分配法則のミスなどが多いです。)
→学校の宿題がかなりちゃんとできている場合
2学期以降の先取りをしたり、(かなりよく理解していて、勉強に意欲的なお子様なら)学年をまたいで先取りしてもいいと思います。

夏休みドリルを使う際、特に算数・数学はどの教科書にも対応できるように作られているためまだ習っていないところも復習の範囲として問題が用意されている場合があります。教科書を見たり、子どもに習ったかどうか聞いたりして確認しながら解くことをおススメします。

親ができること

親にできることは、ずばり『ほめること』です。
子どもの勉強は、粗があって悪いところが目立ちます。

「どうしてこんな計算もできないの?」
「こんな簡単な問題もできないの?」

また、(特に勉強が得意だったパパさんママさんにあるあるなのは)

「こっちの方が簡単に答えが出せるよ(…と、別解を頼まれてないのに見せる)」

頑張ってる子どもたちに否定(…と親が思ってなくても否定的に感じるコトバ)を言うとそれだけで子ども達のやる気は落ちてしまいます。

まずは

「計画を立てたことをほめる」
「計画通りに勉強ができたことをほめる」

を、繰り返すことが大事だと思います。

元々勉強が大好きな人、学ぶことにワクワクする人は数少ないです。
勉強を好きになるかどうかは『大人に褒められて、認められる』ことがかなりの重要だと思います。
(シールなどを使って褒めてあげると、子ども達も喜びます…笑)
夏休みは、いつも以上に親が忙しいと思いますが(汗)…私も朝昼晩のご飯に追われまくっておりますが…ちょっとだけ意識して子どもの方を見るようにするといいかなと思います。

暑いし忙しいし、本当に毎日大変ですがお互い頑張りましょう。。。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。勉強が苦手な子、勉強が得意な子を育てた元塾講師の私が、塾なしでの夏休みの過ごし方を書いてみました。

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