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【子育て】生きづらい子の入学(中学校編)

2025/03/11
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
私には、4人の子がいます。三子は、得意なことと苦手なことがハッキリと分かれている子です。
そんな彼も、今は大学生になりました。
中学生時代は、(得意不得意なことがハッキリしているため)誤解を受けやすく、また思春期に入ったことで本人も苦労していた時期だったと思います。
そんな彼のためにしたことでよかったことを書いていこうと思います。

小学生時代

くつ

※今でも、靴ひものない靴を履いています。探せば結構見つかります。

三子は、幼稚園時代から「少し変わった子だな」と思っていました。
本当に「どこが?」というのは言いづらいのですが…何となくです。

小学校に入り、学年が上がると
・字がうまく書けない(絵がうまく描けない)
・定規などがうまく使えない
・物を失くす(プリント類が壊滅的)
・整理整頓ができない(これも壊滅的)
・シャツを上手にズボンに入れられない(体操服などで困る)
・靴ひもを結べない

などなど、小さく「どうしてできないの?」と思うことが増えました。
(正直、「だらしない」と叱ったこともありました)

小学5年生の時に、決定的なことがあり公共機関を頼りWISC4を受けました。
結果は、ある分野が少し高くてある分野が少し低い(グレーゾーン)ものでした。

この低い分野がいわゆる不器用につながっているのだと思います。

そして、(本人が拒否をしたので詳しく調べることは辞めましたが)おそらくASDとADHDの傾向はあるだろうということでした。

余談ですが、彼は学習面において、とても出来るわけでもなくとても出来ないわけでもなく…成績も本当に「普通」でした。このことが小5まで周囲の大人に気づかれない原因だったのかなと思います(相談に乗ってくださった担当の先生に「お母さん、よく気づきましたねー。こういう感じの子は、『何か生きづらい』と思っていても本人も周囲も気づかず、大人になって検査を受けるというパターンが多いんですよ」と言われました。

その後、公共機関と学校側との連携をとっていくことになりました。

提出すべき課題

ペットボトル

※時々、子どもの部屋に行くとペットボトルが見つかります(笑)オブジェでしょうか…笑笑

もしも、先輩ママさんが周囲にいるなら先輩ママに聞いて(いないなら学校の先生に聞いて)、一年間の課題をざっくりと把握しておくといいです。
小学生時代は、毎日決まった宿題が出ていたので本人も管理できていたと思うのですが、中学生になると課題が(学校によって違うと思いますが)月に一度・定期テスト時に一度・長期休み後に一度…のように教科によってもかなり長いスパンで提出するようになります。

三子の特徴として、『物の管理が苦手』ということがあり(まじめな子なので、課題をしないことはなかったのですが)とにかくプリントの整理ができなかったり、ドリルも平気で一ページ解き忘れるなど驚くべきことが多々ありました。

我が家は同じ中学校に、長子や次子も通っていたので上の子達から聞いて課題を把握して、最初のうちはチェックをしていました(高校生や大学生になった時に、いずれは自分で管理をしなくてはいけないので少しずつ自分でできるように…3年間かけて自立させました。高校生以降は、当たり前かもしれませんが完全に自分で管理しています)

中学生では、高校受験があれば『内申点』もそこそこ大切になります。提出物を出すことも評価の一つに入りますし、高校以降もそのスキルはある程度必要なこととなると思います。
苦手なことを、少し手助けしてあげることも必要かなと思います(本人に嫌がられないよう、プライドを傷つけない導きは大事だと思います)。

先生との連携や公共機関の利用

チョコエッグ

※イライラしている末っ子(受験生)に、そっと「あげる」と言ってプレゼントしてました。
…なんか、ほっこりしました(チョコエッグのチョコは自分で食べたらしいです…笑笑)

小学生時代と同様、こちらも学校の先生に丸投げをするわけではありません。
協力をするという感じです。

中学校では「個別指導計画」を立てていただき、それに基づいて学校から指導していただきました。
私は、家で彼の話を聞き勉強面などを見ました(長子と次子がいたことと、私が元々塾講師だったからできたのかもしれません)。

実は、三子は塾に通うことができなかった子です。
塾のテストなどは合格なのですが、授業中に物をよく落としてしまいそれが「若干うるさく他の子が気が散ってしまう」という理由でお断りをされました(本人が行きたがっていたので本当にショックを受けていてかわいそうでした。…塾側の気持ちを考えるとしょうがないのかなと思いますが)。
また、通信教育の教材を失くしてしまうということでできなかった子です(あまりにも見事になくすので、唖然としてしまいました…汗)

だからこそ、学校の先生に分からないところをしっかり聞けるようにお願いしました。

また、各地方自治体がしている教育支援なども調べて利用しました。
(通級指導を、月に一度受けに行きました)

親子だけで頑張らず、様々な人に手助けをしてもらうことを本当におすすめします。

高校へのアンテナを張る

本

※私の誕生日プレゼントに、本をくれました。読むのが楽しみです(喜)

「中学校に入学したのに、もう高校?」と思われるかもしれませんが…。

前述した通り、塾を断られました。(今となっては、笑い話ですが)当時はとても悔しく悲しかったです(当時…私も少々疲れていたのかもしれません。。気持ちの切り替えができなかった)。

そこで「絶対に、彼が行きたい高校に行けるようにしよう。塾なんかに頼らなくても、希望をかなえよう。」と当時は本気で考えました(塾の関係者の皆様…生意気にすみません)

長子と次子で、すでに高校受験を経験していたので日程はわかっていました。
中学校時代を楽しんでもらうのはもちろんですが、なるべく早く指標が欲しいということで、色々な高校について調べていました(もちろん、かなりノンビリとですが…)

私も楽しかったです(笑)

子どもにプレッシャーをかけるという意味ではなく、未来を楽しみにするという意味でおススメです。

まとめ

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中学校入学から、しておくといいなと思ったことをまとめます。

・学校の課題提出の時期の把握
多くのことを管理することが苦手なので、課題の内容を手伝うのではなく提出期限などを把握して内容(やり残しがないか)などを確認する(徐々に自分でできるように促す)。
・先生との連携や公共機関の利用
学校の先生に、本人が苦手なことや注意してほしいことなどを伝え、学校で何かあったら教えてほしいことを伝える。地方自治体などの教育支援を調べて、利用する。
・高校へのアンテナをはる
本人に合う高校を探し始める(のんびりと…です。未来を楽しみにするという意味と、子どもの指標になるかもしれません)。

中学生は、子どもが手を離れていき、寂しかったりヤキモキしたり親の感情も忙しいです(笑)。生きづらい子は自立しようとし、でもうまくできなくて誤解されたり、本人が色々と悔しい思いをしたこともあったように思います。
大変な時は、一人で抱え込まず周囲と協力して、子どもを支えてあげることがいいと思います。

子育てを沢山楽しんでくださいね。

入学おめでとうございます。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
4人の子の母。我が家の『生きづらい子』も大学生になりました。沢山悩んだこともありましたが、成長してくれて嬉しいです。私の経験が、どなたかの役に立ちますように。今回は中学校入学時のことを書いてみました。

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