
【子育て】子どもが大学を辞めたハナシ3(いざ受験…そして進学)
サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
昨年、次子が大学を辞めました。そして、もう一度大学を目指しました。
今回は、受験とその後の話を書きます。
大学受験までの準備

※一年間で、一度だけ彼が一人旅をしました。ウサギ好きな私のために買ってきてくれたお土産です。
大学受験に向けての具体的な準備を書きます。
・受験する大学、学部を決める
(当たり前ですが)志望校を決めます。
何校受けるのか(自宅浪人をしていたため、推薦がないので現役の高校生ほどチャンスはありません。)
共通テストを受けるかどうかも決めます(個人的な感想ですが、できるなら共通テストは受けた方がいいかと思います。前述した通り、現役の高校生ほどチャンスがないので少しでも可能性を広げるために)
さらに、その大学を受けるための教科もしぼります(こちらも、浪人生ということで時間にかなり限りがあるので絞ってもらいました)
・受験のための準備をする
各テスト(共通テストや各大学のテスト)に必要な書類と出願期間を確認します。
昨今、入試はネット出願が主流になってきています。実は私の長子や次子が現役中学生や高校生の頃は、昔ながらの郵送の出願が主流でした。
現役の中学生や高校生、また予備校生の場合は、各学校や塾や予備校などから出願の仕方を教えてもらえると思うのですが…自宅浪人性の場合はそうはいかず(汗)、意外とこれで苦労しました(私は、超アナログ人間です)。
実際、実は一校だけ出願を失敗して受けられませんでした。数少ないチャンスなので本当に焦りました。
願書を出すときに、出身高校の書類が必要になることも多々あります。
そのため、彼が卒業した学校にも何度も足を運びました。
余談ですが、実はこれがキツかったです。
高校へ行くたびに、キラキラした高校生たちの姿を見て…「うちの子も、数年前はここにキラキラ通ってたんだな…」と思って涙が出そうになりました。
・各種教材の準備をする
高校を卒業して、時間が経っていたので教材がありませんでした。教材は、本人が受験科目を決めたら本屋さんや古本屋さんで買いました(主に、本屋さんで購入しています)。
まずは、基礎からやり直しその後過去問を中心に勉強していたようです。
いざ受験

※こちらも、お土産に買ってくれたおそばです。美味しかったです。。
共通テストで、入試がスタートしました。
ここまでくると、本人を信じるしかなく…ただ無事に済むように祈っていました。
共通テストが終わると、すぐに各大学への入試の手続きが始まります。
そこからは、もうあっという間で2カ月ほどずっと緊張していました。
ただ、本人が一番緊張しているでしょうから、『普段通りの生活』を何よりも意識していました。
子どもが学校を辞めたいと言ったら…

その後、大学に合格しました。
そして、再び大学に進学しました。
この経験をして、子どもが「学校を辞めたい」と言ったら…私はどうするだろうと考えてみました。
…やっぱり気持ち的には反対すると思います。
理由は、『とても大変だから』です。
我が子の話は、サクセスストーリーのように見えるかもしれませんが、実際はドラマのようにうまくいくことばかりではなく、すごく大変な一年でした。
確実に受かるという保証もなく、学校にも予備校にも通っていなかったので手助けをしてくれる人もおらず、不安でしょうがなかったです。
もちろん、本人はとても悩んで決意したことでしょうから、本人に対して頭ごなしに反対はしません。でも、デメリットは伝えるかなと思います。
それでも、本人の意思が変わらなかったら…必ず『期限を決めて』挑戦するように伝えます(我が家の場合は、一年間)。そして、その間は全力で応援をします(金銭面の含めて)。出願などで分からないことがあったら、人に聞きます。万全の体制で入試を迎えられるようにサポートします。
その結果、うまくいっても希望通りの結果にならなくても、本人が決めて本人が頑張ったことなら、きっと意味があるだろうから…。
彼はこれから、また色々と壁にぶつかるかもしれませんが…とにかくこれからも見守っていけたらと思います。
子育てをしていると、色々なことがあります。今回、私が経験したことがもしかしたら誰かの役に立つかもしれない…と思い書きました。
■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
4人の子の母。我が子の一人が、大学を辞めて再受験するまでの話を書きました。