【子育て】突然の休校、家でどう過ごす?(学年末の勉強の仕方)

2020/03/03
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュスタイルライターのおとわれいです。サンキュブログよりお付き合いをいただいている方はご存知かもしれませんが、私は元塾講師です(担当は主に算数・数学)。今回突然休校になり、勉強が心配と言っておられる方をメディア媒体で見ました。何かのお役に立てればと思い学年が変わる時にしておくといいなとワタシが思うことを書いていこうと思います。

基本は復習

主要5教科の話です。ちょうど学年末の時期で、おそらく学年のすべての単元が終わっているか(テストを残すのみか)あと一単元残っているくらいの時期だと思います。

…ということは、その学年で学ぶべきほとんどのことをが終わっている状態です。

…というわけで、復習をすることをお勧めします。

復習は、その子の到達度に合わせてするべきだと思うのですが今は本屋さんにも総復習ドリルが売っているので、それをすることでも十分かな―ーと思います。

ただ先に書いたように、一単元習っていない可能性があるのでお子様がわからないと言ったときは

「ここ、学校で習った??」

と聞いてみるといいかな―ーと思います。

また、教科書を見るとどこが最後の単元かがわかると思います。

勉強の方法(最初は…)

まずは、一日にするべきノルマ(量)を決めます。

時間ではなく量で決めたほうがいいです。

そもそも勉強は時間ではなく量なので♪(キビシイ??)

そのノルマはできるだけ少ない量で始めることをお勧めします。

なぜなら、休校期間が定まっておらずいつまで続くかわからないからです。

あと午前中にするか午後にするかなど、ざっくりと始める時間を決めます。

これは、ダラダラと過ごして最後にバタバタとノルマをする――などを防ぐためです。

もしも少なすぎたら少しずつ増やしていけばいいかな―ーと思います。

勉強方法(褒め方)

幼稚園児~小学校低学年の子は勉強をしたことで褒めてあげてほしいなと思います。

可愛いシールや付箋などで「見たよーー」とチェックするのもいいかもです。

小さい子が勉強をする直近の目的はおそらく褒めてほしいからだと思うんですよねーー。。

なので、そこは合ってるとか間違ってるとか関係なく褒めてあげるといいかな―ーと思います。

実は小学校高学年~中学生も褒めてもらうことはいいモチベーションになるのですが…大きくなると急に褒められても素直に受け取れないこともあるかと思います。

それでも褒められて嬉しくない子はいないと思いますので

「頑張ったね」とか「すごいね」など軽い感じで一言言うと伝わりやすいかな―ーと思います。

勉強方法(質問の答え方)

もしも、「ここがわからない」と言われたら…

教えることに自信がある場合以外は、チェックをしておいて休校が終わったら学校の先生か塾の先生に聞くほうがいいかな―ーと思います。

よく「子供に勉強を教えていて喧嘩になる」という話を聞きます。

子どもが勉強をわからない原因は色々とあると思うのですが…

たとえば数学(算数)を例にとると…

・計算ができない(そもそも今の学年の前で引っかかっている)
・文章が読めていない(文章題ができない子は数学や算数の独特の言い回しがわかっていない)
などなどの理由があります(本当はもっとあるのですが…割愛)

同じ問題がわからないと言われても、理由までをはっきりということができる子供は少なく
理由はどうであれ「わからない。教えて」と聞いてきます。

親はそう聞かれたときに「分からないことはわかるが、どこが分からないのかわからない」となり、意思疎通がお互いできず喧嘩になることがあるような気がします。

喧嘩になる原因の一つの原因は親が思う

「どうしてこんなこともわからないの?」

というのがあると思うのですが…

大人と子供の大きな違いは知識量です。

例えば同じ問題でも…大人は解く方法をたくさん知っています。

(ちょっと難しい話になりますが)一つの問題を解くときに一次方程式でも連立方程式でも比例式でも答えは出てくることがあります。

ただ小学生はそもそも『方程式』を知らないので違う方法で解きます(むしろこちらの方が難しい)。

要は大人の方が知識が多いので、問題を色々な角度から攻めて解くことができるのです。

ただ、いつ自分が習ったかがわからないので「どうして解けないの?」となっているような気がします。

学校や塾の先生は少なくとも最新の学習指導要領を知っているはずなので、今の学年の知識量をわかった上で子供の質問に答えてくれています。

なので、あくまでもどこが分かっていないかを理解するまでに留めておいて、教えるまではしないほうがいいかな―ーと思います。

親も自分の子が何がわからないかを理解しておくと、次の学年の最初にある懇談や家庭訪問で学校の先生に伝えることができると思いますのでやっておいて損はないかな―ーと思います。


いかがだったでしょうか?かなりザックリと勉強方法についてお話させていただきました。

まだまだ話し足りないので…また書こうかな♪

■この記事を書いたのは…サンキュ!styleライターおとわれい
元サンキュトップブロガー。三男一女4人の子供を育てる母。子供たちの夢や目標を叶えるために日々食費節約に奮闘している。安くてボリュームのある料理を作るのが得意。元塾講師(算数・数学担当)

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