【子育て】子供を育ててて切なかったことを思い出してみた
サンキュstyleライターゆずうさぎです。
少々ネガティブなタイトルですが、決してネガティブな内容ではありません。
我が家には11歳から19歳の子供がいます。傍から見ると幸せな家族だと思います。
実際幸せだと思うのですが、順風満帆というわけではありません。
今日は少しだけ私の子育てを、子供たちと作ったお菓子とともに振り返ってみようかな…と思います。
妊娠発覚した時
末っ子を妊娠した時、私はひどく戸惑いました。
嬉しくなかったわけではありません。
私は事情があって妊娠期間が苦手です。当時小学生と幼稚園児と未就学の子供を抱え、主人がとても忙しく実家も遠くて頼ることのできない私には不安でしょうがない時期でした。
さらに早々に女の子を妊娠していることがわかり、周囲は大喜びでしたがすでに情緒不安定になっていた私はその周囲とのテンションの差にさらに不安定になりました。
自分の悩みは当時ほとんど誰にも伝えられませんでした。
なぜなら、理解してもらえなかったからです。
忙しいとはいえ主人は協力的で、子どもが4人恵まれて最後の子が女の子で…
いいなーシアワセでしょ?女の子、嬉しいでしょ?
たまに誰かに話すとこんな風に言われてしまいました。
その度にうがった見方をする私は、自分の息子を否定されているようですごく切なかったのです。(今はそう言う意味ではないことは理解しているのですけれど…)
子供が小さかったとき
子供たちが小さい間は、あまりに忙しすぎて切なかったことをあまり覚えていません。
日々闘いだったように思います。小さな悩みは時々ありましたが持続することではなくなりました。ただ、どんな状態でも子供を預けることができなかったのでまだ小さい末っ子をお兄ちゃんたちの参観やら懇談やらに連れて行かなくてはいけなくなってしまい申し訳なかったな…といまだに思ってます。
子供たち小学生時代
子供たちが小学生時代に思いだす切なかったことは、やはり三男のことでしょうか?
我が家の三男は少し生きづらい子です。
ただ出来ることと出来ないことがかなりデコボコしている子なので、生きづらいことを気づかれにくい子でもありました。
だから色々と誤解を受けやすく私自身も育て方に悩んだ時期もありました。
WISC4を受けて結果を見てホッとはしましたが、私自身や家族は理解できても周囲に理解してもらうことはなかなか骨が折れました。
彼が本当に思っていることを周囲に理解してもらうことが難しく、彼自身が複雑な顔をしている時は本当に切なかったです。
子供たち中学生時代
中学生になると、色々なことで子供たちが悩みだします。
大人なら気にしないことも、スルースキルが未発達な子供たちには気にしないことができないのだと思います。
心が成長すれば、自然と人間関係もうまくとりなすように出来るようになることは分かっているのですが、やっぱり子供が悩んでいたり、つらい顔を見るのはせつないです。
親子でも沢山話し合いをしましたし、時には喧嘩もして私が大泣きしたこともありました。
せつないことが過ぎ去った後は
私は何かせつないことが起こると、逃げ出したくなります。
明日が来るのもつらくて、いつまで続くのかわからなくてつらくて、どうしてこんなことになったのかをグルグル考えて…
とても不安になります。
自分が消えてしまいたいと思うこともあったかもしれません。
でも時が解決してくれることもあります。せつないことが続く状況が永遠に続くことはありません。
当時赤ちゃんだった末っ子は小学校高学年となりやりたいことに夢中になっているし、小学生だった三男は中学生になり誤解を受けることも多いけど自分で少しずつ自分の気質と向かい合えるくらい成長してきました。
人間関係で悩みまくっていた長男次男も、少し大人になりスルースキルを身に着けたように思います。
もう一つ。。
どうしても消えたいくらい辛いことがあった時、残される人のことを考えてほしい。
私は最初の子を流産しています。
私が妊娠期間が苦手なのはこのためです。
その時の喪失感と絶望感と色々な感情は今でもぬぐえません。
まだ、この世に生まれてきていなかった子でもその後の私の人生に大きな影響を及ぼしました。
消えるのではなく逃げてほしい。そこからどうすれば脱することができるのかを考えてほしい。
私は人に相談することは苦手です。精神が弱っているときに否定をされるのが怖いのです。
だからたくさん情報を集めて、何とか逃げられないかを考えました。
実際に逃げられたのかどうかは分かりませんが…。何となく時が解決してくれた気もします。
私には育児は「3割楽しく7割大変」という持論があります。
でもその3割の楽しさが本当にやめられないくらい楽しくて…それを味わいたくて大変なことも乗り越えていけるんだと思います。
色々なことがあったからこそ、ただ子供たちが笑ってご飯を食べてくれるだけでホッとするしうれしいものです。沢山のせつないことを経験したからこそ経験できる喜びなのかもしれません。
子供が大きくなって…最近ふと思いだした切なかった話でした。
最後まで読んでくれてありがとう。
■この記事を書いたのは…サンキュstyleライターゆずうさぎ。
元サンキュトップブロガー。小学生〜大学生まで三男一女4人の子供を育てる母。
時々子育て経験をつぶやいているKALDIと業務スーパー大好き主婦です。
インスタグラムには普段のお弁当を載せています。
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