【子育て】生きづらい子を育てているママさんへ
サンキュstyleライターゆずうさぎです。我が家には子どもが4人います。それぞれの子育ては悲喜こもごもで沢山の経験をさせてもらってるし沢山の幸せをもらっているし、私は4人の子が大好きです。
我が家の子の中で一人生きづらい子・誤解を受けやすい子がいます。
もちろん、子供たちがそれぞれ大きくなる中で人間関係に悩んだり悲しい思いをしたり悔しい思いをしたりすることはあります。ただそういう感じではなく、本当に誤解を受けやすい子がいます。今回は彼の小学生時代を思い出して書いていこうと思います。
どなたかのお役に立てるよう願いを込めて…。
幼稚園~小学校低学年時代
実は彼は乳児検診などで一度も引っかかったことはありません。
少しボーっとしてる子かな…と思ったことはありますが、特に(痩せ型ということ以外は)何も言われませんでした。
幼稚園でも「面白い子ですね」と言われることはあっても例えば字が書けなかったり、先生の言うことを聞かなったり暴れたり人を傷つけたりなどは全くありませんでした。
作品は独特で絵をかいたりするのはあまり上手でなく運動も苦手でした。
でも、個人差くらいに思っていて特に気にすることはありませんでした。
小学校に入り、漢字の宿題が少し気になり始めました。
字がとても汚かったのです。
よく、男の子のママさんに「ウチの子も一緒だよ」と言われましたが「全然違うな…」と言うのが私の心の声でした。
ただ、その時も深く悩んではいませんでした。おそらく『男の子は字が雑』『運動が苦手なのは個人差』『絵が苦手なのも個人差』と本当に思っていたからだと思います。
また、家に帰って友達と遊ぶことはほとんどありませんでしたが兄弟仲がよく毎日遊んでいたのでそこもあまり気にしていませんでした。
成績もごく普通で何かがずば抜けてできるわけでもできないわけでもありませんでした。
小学校高学年〜気づいたころ〜
高学年になると、やはり色々と誤解が生じるようになります。
そして人間関係でもトラブルを起こすようになります。
クラスメイトには彼がだらしなく見えて色々なことに手を抜いているように見えたんだと思います。
またその頃「字を丁寧に書く」ということが除実にできなくなりました。
何度もやり直しをさせられました。
靴ひもを結ぶことや片付けること服を畳むことなど難しくなりました。(時間をかければできるのですが短時間ではできない)
学校の勉強でも複雑な感じを書けなかったりコンパスや定規が使えなかったりと少々支障が出ました。
一番はやっぱり人間関係で悩んだときの彼の解決策が独特でずっと不安だった私の心は本当に押しつぶされそうになりました。
気づいた時…
自分のモヤモヤがぬぐいきれなくなった時、ネットでいろいろと調べました。
今は公的な機関で子育てに関して相談にのってくれるところは沢山あります。
私は公的な機関に電話して相談をし、本人にWISC4を受けてもらいました。
当時彼は小5でした。色々なことがわかる年齢です。
あえてどういう理由でこの試験を受けるのかなどしっかり説明しました。
その後は学校の先生には結果等を伝えて個人の学習指導計画を立ててもらうことにしました。
伝えたいこと
もしも、お子様が生きづらい子だったら一人で抱え込まないでほしいです。
生きづらい子と言うのは「勉強ができない」「運動ができない」などだけではなく、少しだけ何かが苦手な子はやはり生きづらいのだと思います。
私の息子は色々なことが平均的にできますが、空間認識が苦手・手先が不器用ということで生活に支障が出てきた子です。
普通にできることも多いので、手を抜いている・だらしないと誤解されることも多かったです。ただきちんとたくさんの方に協力してもらえれば少し生きやすくなると思います。
もちろん、他人に丸投げするのではなく一番親である自分が彼のために矢面に立つべきだとは思いますが…一人で解決しようと思わないでほしいです。
もう一つ
子育てをしていると沢山のアドバイスを受けます。自分がポジティブな時は素直に受け入れることもできますが、ネガティブな時はそのアドバイスが苦しくなることがあります。
苦しくなるのは自分の子供が好きだから。
誤解されてるのが苦しいから。
嫌われるのではないかと不安になるから。
そういう時は少しアドバイスをスルーして、お子様のいいところを探してほしいです。
そして苦しくなるのは自分が子育てを頑張ってるからだと自分をほめてあげてほしいです。
偉そうに言っていますが、私もいまだに自分の子育てが正しいのかどうかわかりません。
でも、私の経験がどなたかの役に立てればと書いてみました。
最後まで読んでくれてありがとう。
■この記事を書いたのは…サンキュstyleライターゆずうさぎ
元サンキュトップブロガー。小学生〜大学生まで三男一女4人の子供を育てる母。
日々子供たちに向き合い一生懸命子育てしています。
インスタグラムには毎日のお弁当やお昼ごはんを載せています。よかったらご覧ください。