「あの子病気なの?」障がいについて聞かれたらどう答える?
うちの娘は自閉症と重度の知的障害があります。
感覚が過敏なので、マスクをすることができません。
また、急に大声を出したり走り出すので、周囲を驚かすことがあります。
それを周囲の方にもわかってもらえるためヘルプマークをつけています。
そんな中先日あった出来事から学んだことを報告します!
あの子病気なのかな?
先日、いつものようにヘルプマークをつけたリュックを背負って近くの公園に出掛けました。
すると近くを通った親子がいました。
子供は小学生くらいでした。
「ママ、あの子病気なのかな?どうしたのかな?」と小学生の子がママに聞いていました。
その後その親子は、立ち去ったので。ママがなんと答えたのかはわかりませんでした。
私は、思い切って声をかけようとも思いましたが、何もできずにいました。
けど、何だかモヤモヤしてしまいました。
私ももし子供たちに同じ質問を急にされたらどう答えてよいかわからないと思いました
もしあなただったらどう答えますか?
こどもから学んだこと
その後、公園で娘と遊んでいたら
その小学生が戻ってきました。
小さな声で「あの子病気なのかな?」と今度は近くのお友達に聞いていたので
私は思い切って声をかけてみました。
私「このマークに気なるよね」と話しかけると
「うん、この子病気なの?」
私「病気ではなくて障害があるんだよ。わかるかな?この子お話しできないんだよ」
「え?かわいそう。声が出せないの?」
私「声が出せないのではなくてお話ができないだけなんだよ。でも言っていることはわかっているみたい」
「そーなんだ!!わかった!!」
とその子は元気に友達のもとへ戻っていきました!
私は声をかけてとても良かったと思いました。
そして、戻ってきたも聞いてくれたその子にとても嬉しい気持ちになりました。
こどもってとても素直ですよね。
きっと病気なのかな?と気になって、心配してくれたのでしょう。
ヘルプマークは本来障害があって助けが必要というマークですが、私は今回の件をきっかけに、病気や障害のある人のコミュニケーションのツールだと思いました!!
私も、もしも息子に聞かれることがあったら、一緒に聞いてみようと言いたいと思いました
子供の素直な質問が心に届くことが、わかったので。
ヘルプマークをつけている人を見たら?
障害を持つ子供を持つ親になって感じることは
障がいがあると分かった周囲の人に何か言われたりするよりも
見て見ぬふりをされたほうが悲しいこともあります。
娘もだれかに関心をもって話しかけてもらうととてもうれしそうな顔をします。
だけど、実際に話しかけることはいざとなると絶対できるという自信はないです。
声をかけることは誰でも勇気がいることです。
勇気をもって話すことで、うれしい気持ちになる人もいるのでしょうか?
もちろん人によって気持ちや感じ方は違います。
しかしヘルプマークをつけている人は、人ので助けを求めていると思います。
暖かい社会になることを祈っています。
☆この記事を書いたのは元残念な主婦あるみかん。障害を持つ娘からたくさんのことを学んで主婦力をアップしています。
ヘルプマークとは