障がいを持つ娘との暮らし〜コミュニケーション〜
家事が得意ではない元残念な主婦あるみかんです。
障害を持つ娘のいる我が家のことを皆さんに身近に感じてほしくて、我が家の日々をシリーズで紹介していきたいと思っています。
我が家は夫、長女9歳、長男4歳、私の4人家族です。
娘は特別支援学校小学部3年生。
最重度の知的障害と自閉症がありほとんどお話ができません。
トイレ、着替え、食事などは、まだ一人でできないので、生活全般で手助けが必要です。
好きなことは食べることと音楽を聞くこと。
特技は食べ物をどんなところからでも見つけ出すこと。
苦手なことはじっと待つことです。
周囲の人からよく聞かれるのがどうやってコミュニケーションをとっているのか?ということです。
今回は娘とどのようにコミュニケーションとっているかを紹介します!
言葉は話せないけど通じ合う
娘は自分から話をすることはできないですが、こちらの言うことはよくわかっています。
出かけるよー言うと
玄関に一人で行って待ってたり
〇〇してねー
というのはだいたいわかってやってくれたりと理解できていると思います。
また、ほめられるとすっごく笑顔になって
夫と娘の困りごとを話したりしていると、怒り出したり、泣き出したりするので、
かなりこちらが話していることはわかっています。
言葉が出ていないからといって、理解できていないではないのです。
しかし、本当のことは娘にしかわかりません。
だけど、私は娘に届いていると信じて
めっちゃ話しかけてます。
うざいかあちゃんって思ってたらごめんよ、娘(笑)
全身で伝わる思い
娘なりに表現法はたくさんあります。
楽しいとゲラゲラ笑います。
娘が笑うと私もつられて笑います。
悲しいとき、辛いときは大きな声で泣きます。
笑顔もあれば、ムスッとしているときもあり
表情でなんとなくと気持ちは想像できます。
また、娘は言葉として話はできませんが、すっごくよく声を出します。
嬉しいときと悲しいときの声も違います。
要求は全身を使います。
何かとってほしいときは、私の手をひっばったり
とってほしいものまで、私の背中を押して誘導したり
抱っこしてほしいときは私に飛び込んできます
楽しいときは
ジャンプしながら、笑います。
本当の気持ちは親である私達にもわからないけど、話せない分全身で伝えようとはしているので、なるべく私も娘のサインを受け取れるようにしています。
娘のお友達からよく聞かれたことです。
「なんでおはなしできないの?」
私はいつも
「うーん、わからないんだ。けどね、おはなしはできないけど、言っていることはわかるからたくさん話しかけてくれるとうれしいな。」と答えてました。
でも、そんなこと言わなくても、子どもたちは自然と娘に話しかけます。
4歳の息子はいつも娘に色んなことを話します。
すると娘は
「いー、びー、やぁ」
などと声を出すと
「今〇〇って話したんだよ」
と通訳してくれて
息子にとっては
会話できているとよく言います。
娘の本当の気持ちはわからないけど、娘の思いをキャッチできるよう日々よーく観察しています。
私は娘といる時間が大変なこともあるけど楽しいので、お話ができなくても娘も笑顔で幸せと感じてくれていると嬉しいです。
言葉が話せなくても会話と笑い声が絶えない我が家です。
☆この記事を書いたのは元残念な主婦あるみかん。家事が苦手な主婦です。主婦力アップのため日々がんばっています。