産前より痩せた調理師が「16時間断食」について思うこと
作るより食べる方が好きなアラフォー調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。
私は、年齢に合ったバランスの食事をすることで、ストレスなくBMI19台をキープしています。
初めに。
【16時間断食】をお勧めする記事でも、否定する記事でもありません。
成功した方、失敗した方、迷っている方、いろいろいらっしゃると思います。
今回は、調理師として栄養学のたしなみがある私の考えを書き綴ります。
16時間断食の概要
ざっくりと説明しますと
まず、1日を「食事をしない16時間」と「好きに食べて良い8時間」に分けます。
16時間食べないことで、細胞が飢餓状態になるので、自らを分解する自食作用が起きて、脂肪が減る。
自食作用で老廃物も片付くし、胃腸も休まるので健康に良い。
と、いうことでした。
脂肪だけならいいけれど、筋肉も自食してしまうのでは?
筋肉が痩せたらますます太りやすくなるのでは?
という疑問が残ります。
1食抜いて大丈夫なの?
さらに心配なことが
「朝ご飯を抜いた1日2食で、必要な栄養を全部とれるだろうか?」
ということでした。
普段から食べ過ぎている方は、単純に摂取カロリーが減るので、痩せられると思います。
しかし、適量を心がけ1日1600~2000キロカロリーに抑えている人が1食抜いたら、エネルギー不足で体調不良やリバウンドの原因となります。
激しい空腹からのドカ食いも心配ですし、時間を縛られるので誰かと一緒に食事をすることが難しくなります。
続けられるでしょうか?
「好きに食べて良い」8時間
初め「朝ご飯を抜く」と聞いていたのですが、「朝食べないと動けない人は、夕食を抜いても良い」とのことでした。
しかも、「朝ご飯を抜いて、夕食から18時間後にお昼ご飯」と聞いて、1日2食と思い込んでいましたが、「8時間の内なら好きに食べて良い」とのこと。
それなら、
早朝ははちみつ入りのミルクティーなどで何とか血糖値を上げて動き、家事を済ませてから10時に朝食を食べると仮定します。
14時から15時頃に補食。
(お菓子ではなく、おにぎりやサンドイッチなど)
そして、18時に家族と一緒に同じメニューの夕食。
これなら、空腹で食べ過ぎてしまうこともなく、必要な栄養も摂れそうです。
大切なことは
何でも食べて良いからといって、その時間をダラダラ食べて過ごさないこと。
空腹をお菓子で満たすのか、食事で満たすのかで差がつきます。
断食をするしないにかかわらず、三大栄養素「炭水化物・脂質・たんぱく質」をバランスよく食べることも大切です。
主菜の選び方(揚げるか蒸すか、モモかササミか、肉か魚か)でも、結果は変わります。
私の結論
私は、やりません。
やるとしたら、相当食べ過ぎたあと、胃腸を休ませるために1~3日でしょうか。
ただ、食べ過ぎることが少ないので、出番はないかな…
興味を持った方は、チャレンジしてみるのも良いと思います。
でも、体調の変化にはくれぐれも気をつけて、少しでも「辛い」「調子が悪い」と感じたら、すぐにやめてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師で、2歳差小学生兄妹の母です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている40代だからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。