糖質オフ?体脂肪率はこう変わりますが、まだ炭水化物を抜きますか?

2021/11/17
  • 知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、生活アドバイザーの資格を取得した調理師です。自身も20年以上同じ体重を維持中です。 もっと見る>>

作るより食べる方が好きなアラフォー調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。

私は、知人が間違った糖質オフ+高脂質食で入院したのをきっかけに、真剣に栄養学とダイエットを学び始めました。

糖質断ちをしている人に、「炭水化物は食べて良いんだよ」といってもなかなか聞き入れてもらえないので、「ゆる糖質オフ」と表現して「少しでも食べてね」とサンキュSTYLEを通して声掛けを続けています。

しかし、このゆる糖質オフは、糖尿病の方の食事量を目安としているため、健康体の方には必要ありません。

炭水化物(でんぷん)を抜いてすぐに、いくらかの体重が落ちるのは、細胞内の水分が抜けているから。
というのはご存じでしょうか?
しかも、水分が抜けるにも限界がありますから、すぐに停滞します。

水分が減ることで、肌の弾力がなくなりカサカサになります。冷え性の悪化や、めまい・頭痛を起こす方もいるようですね。

飲み物や料理、おやつで摂る砂糖を減らすのは良いのですが、炭水化物(でんぷん)を減らすのはやりすぎです。

大人も、学校給食と同じようなバランスで食べることをお勧めします。

炭水化物を抜いていた方は、このバランスに戻すと3キロほど増える可能性がありますが、一時的なので問題ありません。

細胞が潤って元気になった証拠なので、そこからまた「太らない習慣」を始めましょう。

Before→After

運動量など生活面はほとんど変えていません。
白米を普通に食べている現在と、実験的に炭水化物の量を減らしていた頃の記録です。

ご覧のとおり、体重は横ばいですが、体脂肪率を見てください。

いかがですか?

ご飯やパンはしっかり食べても、太りませんから安心してください。
もちろん果物も、気にせず食べて大丈夫です。

間違えないでください

たびたび入院した知人の話をするため、断糖高脂質食推しの方から「インスリンの作用等をわかっていないと危険」と言われたことがあります。
が、そもそも「危険」なことをダイエットに取り入れる必要はありません!

3度の食事の基本を一汁二菜にしておけば、自然に痩せますから。

細い女優さんやアイドルを美しさ・女性らしさの基準とすることも好みません。
生理が止まる。風邪をひきやすくなる。眠れない。心も体もカッサカサ。
それでは、成功といえません。

日常生活を笑顔で楽しく過ごすための、健康的でごく普通の食事を心がけましょう。

◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師で、20年以上体型を維持しています。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。

計算中