【大掃除】真面目な人ほどやらかしそう。メーカーさんが「外さないで!」という水回りのパーツとは?
家を建て替えて半年の、サンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。
今日は、トイレとお風呂の仕様の打ち合わせの際、SNSで拡散されている掃除法について、メーカーさんから注意されたことについてお話しします。
トイレ
SNSでは、臭いの元だから外して洗うといわれている、便座裏のゴムのところ。
真面目で一生懸命な人ほど、こういう細かいところまでお掃除しなきゃ!とお考えと思うのですがちょっと待って。
TOTOさんで質問しましたら、
「座ったことを感知するセンサーが入っているので、外さないで下さい」
とのことでした。しかも外すことで劣化が早まり、落ちやすくなってしまうそうです。
実際、会社のトイレでこれがなくなったことがありました。原因は経年劣化でしたが、もうメーカーにも部品がないとのことで便座ごと取り換えました。ウォシュレットがついていないタイプで3万円ほど。痛い出費ですよね。
外さずともこまめに拭くだけで十分だそうです。
お風呂
こちらも、SNSでは「エプロンを外したら真っ黒!」と話題になる湯船の側面。
リクシルさんの【アライズ】という湯船の前で質問をしたところ、事件が起きました。
「年に一度は掃除をした方が良いかもしれないですね」
と、快くエプロンを外してくださったのですが、外すのにかなり時間がかかり、戻すのにもまた時間がかかり…結局戻さずに、トイレの説明へ移動。
えぇ…素人の私が外して掃除して戻すってひとりでできるかしら?と不安になりましたとも。
TOTOさんの【サザナ】という商品の前で同じ質問をしましたら、
「水や汚れが入らないように作ってありますし、点検用なのでお客様は外さないでください。」
とのことでした。素人が外すと故障の原因になるそうです。
もしかすると、リクシルさんの物もプロによる点検の時以外は開けてはいけないものだったのでしょうか。
便座の裏のゴムやお風呂のエプロンだけではありません。
床なども素材によっては、合わない洗剤(自然派も含む)があるそうです。
「トイレ用」「お風呂用」と専用の洗剤を使った方が安心ですし、まず何より、SNSではなくメーカーが出している情報・取扱説明書をよく読み、正しいお掃除を心がけましょう。
※メーカーや機種によって仕様が異なる場合がございます。詳しくは取扱説明書をお読みいただくか、メーカーへの問い合わせをお勧めします。
◆記事を書いたのは・・・aco
めんどくさがりで掃除を後回しにしがちなパート主婦。
寒いのが苦手なので、大掃除は秋からゆっくり始めるようにしています。