おいしい!美容に滋養に万能○○汁
ズボラな食いしん坊調理師acoです。
先日 台湾出身のママから滋養スープ「麻油鶏」を教えていただいたのですが、作り方を間違えたのか、美味しくできませんでした。
そこで、作り慣れたもので似たようなものがないかと調べましたら、日本にもありました!
馴染み深いおみそ汁で、ヘルシーに作れることが分かりましたので、ご報告します。
麻油鶏の効能
ゴマ油で生姜と鶏肉を焼いたあと、米の酒で煮込んだもので
台湾では産後の床上げ期には毎食いただく滋養スープだそうです。
・冷え性
・生理痛
・風邪のひき始め
に効果があるとのことです。
生姜とゴマ油の風味はいいのですが、脂っぽいこってり感が、個人的には苦手でした。
みそ汁でOKだった!
見つけたのは、鹿児島の郷土料理【さつま汁】
豚汁のようなもので、豚ではなく骨付きの鶏肉を入れたみそ汁とのこと。
根菜たっぷりの豚汁は、産後助産師さんから勧められたメニューの一つです。
作り慣れているから失敗する心配もなし!
骨付きが良いとのことなので、どこのスーパーでも手に入る手羽元で作ることにしました。
根菜だけで作るより、お肉から出るだしとコクで、おいしさがアップしてとても食べやすいです。
手羽元といえば美容成分の宝庫!
◆コラーゲン
美肌効果が期待できます。
関節の潤滑剤として重要な役割もあるので、適度に摂りたい成分です。
◆ナイアシン
水溶性ビタミンのひとつで、皮膚や粘膜の健康に必要です。
◆ビタミンB6
水溶性ビタミンのひとつで、代謝を助けます。
筋肉や血液をつくるために必要です。
神経伝達物質の合成にも関わっていて、精神の安定にも役立ちます。
◆ビタミンK
脂溶性ビタミンのひとつで、骨粗鬆症の予防や、動脈の強化に役立ちます。
◆セレン
老化防止に欠かせないミネラルで、免疫機能を高めるともいわれています。
ビタミンEに似た働きをします。
これらを、余計な脂を摂らずに、なおかつ余すことなく吸収するにはみそ汁が一番です。
作り方
豚汁と同じですから、説明はいらないかもしれませんが…
材料は
大根・ニンジン・ごぼう・里芋・だし汁(または水)
万能ねぎ(は子どもが嫌がるので代わりに豆苗を入れました)
本場のさつま汁は赤みそだそうですが、家になかったので白みそ。
1・鍋に鶏肉とだし(または水)を入れ火にかけます。
煮立ったらアクを除き、中火で15分ほど煮ます。
2・万能ねぎ以外の野菜を加えます
3・みそを少々溶き入れ、野菜が柔らかくなるまで10分ほど煮ます。
4・みそで調味し、ねぎを散らし椀に盛ります。
(我が家では豆苗)
◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフダイエットで倒れたのをきっかけに、栄養学を真剣に学び始めた調理師です。
自身の健康管理・体型維持のため「簡単にできること」を模索しています。