熱帯夜で眠れなくて毎日ツライ。夏バテ予防の快眠法はコレ!

2020/07/29
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サンキュ!STYLEライター
美人デザイン睡眠アカデミー主宰 内藤絢です。
毎年の熱帯夜で一晩中エアコンを付けないと眠れないけど、朝に冷えるのもツライ。
そう思いながらもエアコンを選ばずにはいられないし、一晩中付けないと眠れない。
今回はそのお悩みに、睡眠の専門家がお答えします!

夏バテ予防の熟睡は、寝る前に3点のポイントがある

寝苦しいと早く涼しくしたり、身体の熱を取りたいと冷房の温度を低くする事が多いのでは?
実はその行為が眠りを浅くして、夏バテの原因に!
熱帯夜で深く眠るには、寝る前に身体の熱を取る事が決め手です。
次からはそのポイント3点を紹介します。

①寝る1時間前に寝室を冷やしておく

就寝前に入浴をされる方は入眠時に部屋が冷えていないと汗が止まらず、眠りの妨げとなります。
寝る1時間前に25度でエアコンを付けておき、汗を大量に掻かないように環境を整えておきましょう。
25度より低いと返って身体が冷え過ぎ、中途覚醒を起こしたりなど眠りが浅くなりやすいので暑くてもこの温度設定にしましょう。

②寝る前にコップ一杯の常温水を飲む

私達は一晩の睡眠で1リットル前後の汗を掻いている為、水分不足では喉が渇いたり冷房で身体が冷えやすくなる等、眠りが浅くなります。
暑くて身体を冷やそうとキンキンの冷水を飲みがちですが、お腹を冷やすと日中に身体の芯が冷えて夏バテの原因に!
夏バテ予防と熟睡には、常温水を選びましょう。

③ タオルで包んだ保冷剤を身体の各部位に当てる

白い背景に分離された青の氷パックの健康: 平面図
Niteenrk/gettyimages

寝苦しい時は全身が熱くなっているのではないでしょうか?
深く眠る為には頭寒足熱(ずかんそくねつ)と言う頭を冷やして足を温める事がポイント。
その為にタオルで包んだ保冷剤を当てて頂きたい部位は
・首の後ろ側(顔の汗が引きやすい)
・脇の下(上半身の熱が引きやすい)
・ももの付け根(全身の熱が落ち着きやすい) 
の3点です。
それでも寝苦しい場合は、氷枕などで後頭部を冷やすようにしてみましょう。

今年は梅雨から寝苦しい日が続き、夏も猛暑と言われます。
熱帯夜でも深く眠る事が夏バテ防止の一番の近道です。
寝苦しくて困っていたら、是非お試し下さい!

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