「ほうれん草vs小松菜」栄養価徹底比較!栄養豊富なのはどっち?

2020/02/15
  • 管理栄養士、フードコーディネーター。調理責任者や栄養指導の経験から、レシピ提案やコラム執筆を行う。もっと見る>>

こんにちは!
管理栄養士・フードコーディネーターの矢崎海里です。

突然ですが、皆さんの定番「葉物」って何ですか?
ほうれん草?小松菜?
今回のテーマは「ほうれん草vs小松菜」
管理栄養士が、栄養価を徹底比較します!

「ほうれん草vs小松菜」栄養価徹底比較!

ほうれん草と小松菜、代表的な栄養価を比較していきます。

<ほうれん草100gあたり>
カリウム  690mg
カルシウム  49mg
鉄  2.0mg
ビタミンA  350μg
ビタミンK  270μg
ビタミンB1 0.11μg
ビタミンB2 0.20μg
葉酸  210μg
ビタミンC  35mg
食物繊維  2.8g

<小松菜100gあたり>
カリウム  500mg
カルシウム  170mg
鉄  2.8mg
ビタミンA  260μg
ビタミンK  210μg
ビタミンB1 0.09μg
ビタミンB2 0.13μg
葉酸  110μg
ビタミンC  39mg
食物繊維  1.9mg

全体的にはほうれん草の方が上回っている栄養素が多いのですが、ポイントとなるのは「カルシウム」と「鉄」。
日本人に不足しがちな栄養素と言われるふたつ。
カルシウムが貯蓄できるのは若い頃だけ!
特に成長期のお子さんには積極的に摂ってほしい栄養素です。
また、ほうれん草に豊富に含まれているイメージもある鉄分、じつは小松菜の方が多く含んでいます。

アクが強いほうれん草と比較し、小松菜はレンジで加熱するだけで手軽に食べられるのでおすすめ!
次回は、レンジで簡単小松菜の副菜をご紹介します。
栄養を逃さない調理ポイントも解説します◎

◆記事を書いたのは・・・矢崎 海里
管理栄養士・フードコーディネーター。旬の食材を生かしたレシピが得意で、四季を感じる食生活を実践中。道の駅や市場で地元の食材を見るのが好きです。

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