【材料費600円】初夏の手仕事、青梅で梅シロップを作ろう

2020/05/29
  • 管理栄養士、フードコーディネーター。調理責任者や栄養指導の経験から、レシピ提案やコラム執筆を行う。もっと見る>>

こんにちは!
管理栄養士・フードコーディネーターの矢崎海里です。

私の初夏の手仕事と言えば「山椒」と「梅」。
山椒は既にGETして、ちりめん山椒を作りました。

緊急事態宣言が開け、やっといきつけのマルシェが再開したので、青梅も大量購入。
毎年この時期には梅シロップを大量に仕込み、次の年までちまちま楽しんでいます。

そこで今回は、私の梅シロップの作り方をご紹介します。

梅シロップの作り方

【材料】(作りやすい分量)
青梅 1kg
氷砂糖 1kg
漬ける瓶
※熱湯消毒し、よく乾燥させておく。

青梅の値段はピンキリ。
今回は綺麗な物を購入しましたが、直売所に行くとB級品や不揃いのものが安く売っていることも。

また、ちょっと高いですが氷砂糖を使いましょう。
一度けちってグラニュー糖を使って作りましたが、甘ったるくてせっかくの爽やかな梅シロップが台無しになってしまいました。

【作り方】
1.まずは青梅をよく洗い、ボウルに水を張り数時間あく抜きをします。

2.ざるにあけ水気を切ったら、ひとつずつキッチンペーパーで実を拭きながら、へたを爪楊枝で取り除いていきます。
わたしはいつもテレビを見ながらダラダラやりますが、1kg30分程度でできます。
ここで傷んでいる部分も包丁で取り除きます。

3.熱湯消毒し、よく乾かしたびんに梅と氷砂糖を交互に入れ、日光の当たらない涼しい場所で氷砂糖が溶けるまで待ちます。
1日1回瓶の中身をまわし、シロップが全体に行き渡るようにしましょう。
2週間後くらいから飲むことができますが、1ヶ月ほどで梅の実は取り出しましょう。

発酵防止のために・・・

たまに発酵してしまうことがあります(わたしもよくあります)。
発酵防止のために、酢を100~200ml程度入れて漬ける方法もあります。
また、わたしは長期間保存するため、梅の実を取り出した後一度加熱し、再度清潔な瓶に移し、冷蔵庫で保管しています。

できたシロップは水・炭酸割りのほか、緑茶で割るのがお気に入りです。
また、ヨーグルトやかき氷にかけるのも合いますよ。
お酒好きな方は、サワー等にしてもいいですね。

毎年やりたいと思ってもなかなか手が出せなかった方、今年は少しおうち時間に余裕があるのではないでしょうか。
この時期だけしか手に入らないので、見かけたらぜひチャレンジしてみて下さいね。

◆記事を書いたのは・・・矢崎 海里
管理栄養士・フードコーディネーター。旬の食材を生かしたレシピが得意で、四季を感じる食生活を実践中。道の駅や市場で地元の食材を見るのが好きです。

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